山口大学医学部 医学教育総合電子システム「eyume2017」electronic system Yamaguchi University Medical Education

カリキュラム

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コース 人体システム情報医学

■目標

1.一般学習目標(コースGIO)

 個体レベルでの人体の生命維持機構を情報制御の観点から理解し、また医学生としての使命感・生命倫理観を備えた学究的態度を身に付けるために、実際の臓器や組織あるいは生命現象に触れ、構造と機能を統合した生命システムのイメージを構築するとともに、生命の尊厳と協調性の重要性について認識を深める。

2.構成ユニット目標(ユニットGIOs)

ユニット名 ユニット責任者 学年 コマ数 ユニットGIO
血液・免疫系 玉田耕治 2 13  人体の生命システムにおける血液・免疫系の役割を正確に位置づけるために、関連する構造と機能およびその制御機構について液性・細胞性情報の観点から統合的に理解する。
内分泌系 美津島大 2 12  人体の生命システムにおける内分泌系の役割を正確に位置づけるために、関連する構造と機能およびその制御機構について液性情報の観点から統合的に理解する。
感覚器・末梢神経系  篠田晃 2 9  人体の生命システムにおける感覚器系の役割を正確に位置づけるために、関連する構造と機能およびその制御機構について神経性情報入力の観点から統合的に理解する。
中枢神経系 美津島大 2 19  人体の生命システムにおける脳・神経系の役割を正確に位置づけるために、関連する構造と機能およびその制御機構について液性・神経性情報処理の観点から統合的に理解する。
脳実習 篠田晃 2 14  脳の構造的構成と機能的構成を統合的にイメージし、また生命の尊厳と協調性の重要性を認識するために、小グル?プで脳実習を行い、脳の系統的観察法を修得し、実際の脳の構成を現実のものとして理解するとともに、献脳の意義について考える。
機能系実習 小林誠 2 32  生体の機能的側面から生命システムのイメージを獲得し、また生命の尊厳を認識するために、ヒトと動物を対象とした生理学と薬理学の実験を行い、データの収集法と解析法とレポートの作成法を習得し、生体機能の具体的な測定法と評価法を理解するとともに、生命倫理について学習する。

■コースのねらいとユニット構成

 本コースは、医学専門教育の基盤医学系科目として、医学全体の学習基盤となる正常の人体の生命維持機構を情報制御の観点から、多面的、包括的、かつ現実のものとして捉え、総合的な理解ができるよう、次の3点を配慮し、上記のようなユニットカリキュラムが編成された。
  1) 臓器・機能別による学習
  2) 構造と機能の統合的学習
  3) 講義と実習の有機的学習
 この学習過程で、学生が、人体の生命システムを情報制御の観点から捉える生命科学の面白さを知り、学究的意欲が刺激されて積極的な自主学習態度と使命感と生命倫理観をわきまえた学習態度が身に付けられることを期待する。

■注意点