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カリキュラム

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コース 臨床総論

■目標

1.一般学習目標(コースGIO)

 臨床医学を学ぶにあたって、その全体像を把握するために、まず主要疾患の診療プロセス、医療倫理、医療安全、検査・治療全般について概観し、次いで遺伝子病態学および病態免疫学・感染医学を通じて幅広く病因論について学び、さらには臨床医学の中で最も横断的な視点を有する臨床検査学、放射線医学、および臨床腫瘍学によって総合的理解を深める。

2.構成ユニット目標(ユニットGIOs)

ユニット名 ユニット責任者 学年 コマ数 ユニットGIO
臨床医学序説 黒川典枝 3 13  臨床医学の学習を開始するにあたり、医師の使命である病気の発見や治療あるいは予防の手順を理解するために、内科領域における主要疾患の診療や診断・治療のプロセス、患者中心の医療の基本となる問題志向型診療計画や記録法、検体検査と画像診断および外科治療の基本事項について学ぶ。
遺伝子病態学 谷澤幸生 2 10  疾病の病因及び病態を遺伝子のレベルで理解し、臨床医学に応用するために、遺伝情報の伝達の仕組みとその異常による疾患発症のメカニズム、診断,治療への応用法を修得し、同時に倫理的配慮の必要性について考察する。
感染症学 松永和人 3 19  微生物などに対する生体防御機能を理解するために、生体の免疫系の働きについて、特異免疫と非特異免疫の相違、特異免疫の成立機序、異物に対する免疫成立機構などについて理解する。感染症の診断・治療方法を判断するために、病原体の種類とそれぞれの病原体による感染症の検査方法・臨床症状・治療方法などについて理解する。
臨床腫瘍学 山崎隆弘 4 10  臨床における悪性腫瘍の診断、治療、予防について総合的・横断的に理解するために、関連領域の基本的知識を習得する。
臨床検査学 山崎隆弘 3・4 10  検査項目の的確な選択と異常値の正確な解釈によって正しい診断を行うために、様々な検査の測定原理と方法を学び、異常値の原因となる病態について考察することにより検査の臨床的意義を理解する。
放射線医学 松永尚文 4 18  臨床における放射線医学の有用性を幅広く理解するために、原理、テクニック、X線解剖、生理機能、病態を学んだ上で、各装置を用いた画像診断および放射線治療法について習得する。

■コースのねらいとユニット構成

 臨床総論では臨床医学の基本的方法と基本姿勢の理解、遺伝子・免疫・感染による病因及び病態形成の理解、さらに臨床検査、放射線医学、臨床腫瘍学の視座からの横断的理解が求められる。感染症医学、臨床検査学、放射線医学、臨床腫瘍学は臨床各論の最初のパートでもある。本コースでは主として以下の3点から学習を進めることになる。
  1) 臨床医学の基本:診療プロセス、医療倫理・安全、検査・治療総論
  2) 病因・病態に関わる因子:遺伝子、免疫、微生物
  3) 臨床医学の横断的理解:感染症、臨床検査、放射線診断・治療、臨床腫瘍学
以上の学習を通じて、臨床医学の基本的考え方を修得した上で、病因・病態論の臨床的側面、さらには感染症各論、臨床検査データ、放射線診断・治療および悪性腫瘍の診断・治療について理解する。

■注意点