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カリキュラム

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コース 感覚器病態学

■目標

1.一般学習目標(コースGIO)

 感覚器の病的状態について理解し、その疾病に対する診療が出来るようになるために、眼・耳鼻・口腔・咽喉・皮膚の形態・生理・機能、ならびに、これらの各臓器の疾患の疫学、病因・病態、診断、治療、および病的経過や予後に関する総合的な知識を修得し、これらの病気を持った患者に、全人的に対応できる臨床能力を身につける。

2.構成ユニット目標(ユニットGIOs)

ユニット名 ユニット責任者 学年 コマ数 ユニットGIO
眼・視覚病態系 木村和博 3 13  眼・視覚疾患を理解し、その診療ができるようになるために、眼・視覚系の各臓器の形態・生理・機能、ならびに、各疾患の疫学、病因・病態、診断法、内科的・外科的治療法、および病的経過や予後に関する総合的な知識を修得し、眼・視覚器患者に対する臨床能力を身につける
耳鼻・口腔・咽喉病態系 山下裕司(代表)/三島克章 4 23  耳鼻・口腔・咽喉に関する疾患の症候及び病態を理解するために、必要な形態・生理・機能を修得し、また、基本的な疾患の診断ができるような臨床能力を身につけ,治療法について理解する。
皮膚病態系 下村裕 4 16  皮膚疾患をの症候及び病態を理解するために、必要な皮膚の構造・機能・病態生理を修得し、また基本的な疾患の診療ができるような臨床能力を習得する。

■コースのねらいとユニット構成

 感覚器病態系では頭頚部に存在する眼、耳鼻、口腔、咽喉と、全身を覆っている皮膚を対象として、生命現象としての役割・機能と、病的変化である疾患の病態、診断、治療について、総合的な理解が求められる。
 感覚器の疾患では各臓器に固有な機能的・美容的な問題があり、生命予後にかかわらずQOLが損なわれることが多い。そのために感覚器疾患の治療では患者の苦痛に対する理解・共感と、感覚機能の保持・回復のための再建・リハビリテーションが必要である。感覚器疾患に対応するには豊かな人間性に裏付けられた全人的な医療が求められる。
 本コースでは主に以下の点についての学習を行う
1) 各器官の解剖学的な構造と生理機能の特性の理解。各種感覚の生理的な検査法の習得
 a) 疾患概念・定義・分類、b) 病態生理・病理、c) 臨床症状、QOLへの影響、d) 診断・鑑別診断、e) 管理・治療、再建、f) 経過・予後、g)リハビリテーション
2) 症候からの臨床診断や対応について
3) 感覚器障害患者へのサポート
 以上の学習を通して、各感覚器の疾患への対応の基礎を学ぶ。本コースを学ぶことによって感覚器疾患患者の苦痛に対する共感が深まること、感覚器疾患の重要性を認識すること、感覚器疾患患者の再建・リハビリテーション・サポートの重要性が理解されることを期待している。

■注意点