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カリキュラム

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コース 診療学総論

■目標

1.一般学習目標(コースGIO)

 病気を持つ患者の総合的評価ができる能力を身につけるために、1) 身体各臓器系の疾患の病態生理を理解し、それらの疾患の臨床所見を正確に把握・評価できる能力を身につけ、2) 薬物治療、処方の基本的知識を習得し、各種薬物の適応、使用法、禁忌、副作用を理解し、臨床応用の判断能力を身につけ、3) 周術期患者、有痛疾患、救急・集中治療を必要とする疾患患者の病態を理解し、全人的に対応できる臨床能力を身につけ、4) 障害を持つ患者、がん患者、終末期患者の心身の苦痛を理解し、QOLを高めるためのリハビリテーション、緩和医

2.構成ユニット目標(ユニットGIOs)

ユニット名 ユニット責任者 学年 コマ数 ユニットGIO
麻酔・ペインクリニック 松本美志也 4 19  周術期や疼痛時の心身の危機的状況を緩和・制御するために、各種疾患の病態生理と麻酔・鎮痛薬の薬理とを理解し、安全で質の高い周術期管理と鎮痛法の基礎を習得する。
救急医学 鶴田良介 4 19  救急患者および集中治療患者に対する適切な診療が可能となる臨床能力を身につけるために、救急疾患の病態、診断および治療について理解する。
薬物治療・処方学 古川裕之 4 11  薬理学の基礎知識を臨床応用できる能力ならびに医薬品適正使用に必須の考え方を修得するために、薬物療法に必要な臨床薬効評価法や処方せんの記載方法を身につけるとともに、医薬品開発のための治験・臨床試験の重要性倫理性と科学性についても理解する。
リハビリ・緩和・終末期医療 田口敏彦 3 12  患者一人ひとりのQOLを高める医療が実践できるようになるために、リハビリテーション医学の目的が障害者の心身の能力の開発であり、これはすべての医師の臨床上の活動の本質であることを理解し、緩和ケアと終末医療の意義や基本的事項を修得する。
漢方医学 坂井田功 4 7  『患者を治療すること』と『病気を治療すること』の相違を理解し、医療行為の本質を見つめる姿勢を養うために、東洋医学独自の体系に基づいた病因・病態生理・治療法則を修得するとともに、ひとつの対象を2つの異なった視点(東洋・西洋医学)から捉えることにより、より優れた問題解決法となることを理解する。
医療情報・EBM 石田博 4 12  医療は不確実な状況のなかの科学であることを理解し、ベッドサイドにおいて最適な医学判断が出来るようになるために、情報科学とEBMの総合的な知識と技術を修得し、医療情報の収集・蓄積・評価を実践できる臨床能力を身につける。
放射線腫瘍学 澁谷景子 4 8 放射線の特性に基づく「放射線生物学」、「放射線物理学」および「腫瘍学」における統合的知識を身につけ、「がんの病態」と放射線治療の適応を正しく判断し、応用するための臨床能力を身につける。

■コースのねらいとユニット構成

 病気を持つ患者の総合的評価ができる能力を身につけることをねらいとする。さらに、薬物治療、処方の基本的知識、さらには、麻酔、疼痛管理、集中治療、救急医療、漢方医療の基礎的知識を習得し、それらを広く臨床に応用し、心身の危機的状態に対応するための能力を養う。加えて、患者一人ひとりのQOLを高めるためのリハビリテーションおよび緩和医療、漢方治療の重要性を認識し、その基本的知識を身につける。

■注意点