ユニット概要
Unit
コース
人体システム情報医学
ユニット
脳実習
目標
1.主題
1.脳の解剖学的構造の剖出と系統的観察ができる。
2.脳の構造的構成と機能的構成を統合的に説明できる。
3.主要な出血・梗塞・脳動脈瘤・腫瘍・脳萎縮を観察し、説明する事ができる。
2.到達目標
1.脳膜・脳室系の構造と脳脊髄液の産生と循環を説明できる。
2.脳の血管支配と主なる病変(出血・梗塞・脳動脈瘤)を説明できる。
3.脳神経の構造と機能、脳幹の構造と部位の同定、主な伝導路を説明できる。
4.小脳の構造と部位の同定、小脳の機能を概説できる。
5.大脳基底核(線条体、淡蒼球、黒質)の構造と部位の同定、線維結合と主なる機能を概説できる。
6.大脳辺縁系(大脳辺縁葉、海馬、扁桃体等)の構造と部位の同定、線維結合と主なる機能を概説できる。
7.大脳皮質の構造と部位の同定と機能局在(運動野・感覚野・言語野・連合野など)と高次機能を説明できる。
3.担当教員の実務経験
4.ねらい(H28コアカリ等対応)
5.学修目標(H28コアカリ等対応)
6.旧一般学習目標(GIO)
方略(LS)
1.ユニット構成
日付昇順で表示試験
項目 | 年月日曜日時限 | 内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|
2019年10月3日(木) 5・6,7・8時限(2年) |
脳実習試験 | 篠田晃, 柳井章江, 升本宏平, MD.NABIULISLAM, 野﨑香菜子 | 肉眼解剖学実習室 |
実習(一斉型)
授業ID | 回 | 年月日曜日時限 | 実習内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|---|
j0403201314 | 11,12 |
2019年9月25日(水) 5・6,7・8時限(2年) |
脳実習6:全体整理 | 篠田晃, 柳井章江, 升本宏平, MD.NABIULISLAM, 野﨑香菜子 | 肉眼解剖学実習室 | D-2-1-4-1,D-2-1-4-2,D-2-1-5-1,D-2-1-5-2,D-2-1-5-3,D-2-1-6-1,D-2-1-6-2,D-13-1-*-2,Y-3-5-*-1,Y-3-5-*-2,Y-3-5-*-3,Y-3-5-*-4,Y-3-5-*-5 |
j0403201112 | 9,10 |
2019年9月24日(火) 5・6,7・8時限(2年) |
脳実習5:大脳辺縁系 | 篠田晃, 柳井章江, 升本宏平, MD.NABIULISLAM, 野﨑香菜子 | 肉眼解剖学実習室 | D-2-1-4-1,D-2-1-4-2,D-2-1-5-1,D-2-1-5-2,D-2-1-5-3,D-2-1-6-1,D-2-1-6-2,D-13-1-*-2,Y-3-5-*-1,Y-3-5-*-2,Y-3-5-*-3,Y-3-5-*-4,Y-3-5-*-5 |
j0403200910 | 7,8 |
2019年9月20日(金) 5・6,7・8時限(2年) |
脳実習4:連合線維、レンズ核剖出、前脳切片解剖 | 篠田晃, 柳井章江, 升本宏平, MD.NABIULISLAM, 野﨑香菜子 | 肉眼解剖学実習室 | D-2-1-4-1,D-2-1-4-2,D-2-1-5-1,D-2-1-5-2,D-2-1-5-3,D-2-1-6-1,D-2-1-6-2,D-13-1-*-2,Y-3-5-*-1,Y-3-5-*-2,Y-3-5-*-3,Y-3-5-*-4,Y-3-5-*-5 |
j0403200708 | 5,6 |
2019年9月10日(火) 5・6,7・8時限(2年) |
脳実習3:小脳、前脳半切(内面と外面) | 篠田晃, 柳井章江, 升本宏平, MD.NABIULISLAM, 野﨑香菜子 | 肉眼解剖学実習室 | D-2-1-4-1,D-2-1-4-2,D-2-1-5-1,D-2-1-5-2,D-2-1-5-3,D-2-1-6-1,D-2-1-6-2,D-13-1-*-2,Y-3-5-*-1,Y-3-5-*-2,Y-3-5-*-3,Y-3-5-*-4,Y-3-5-*-5 |
j0403200506 | 3,4 |
2019年9月6日(金) 5・6,7・8時限(2年) |
脳実習2:脳幹表面解剖、脳幹切片解剖 | 篠田晃, 柳井章江, 升本宏平, MD.NABIULISLAM, 野﨑香菜子 | 肉眼解剖学実習室 | D-2-1-1-2,D-2-1-1-5,D-2-1-2-1,D-2-1-3-1,D-2-1-3-2,D-2-1-3-3,D-2-1-5-2,Y-3-5-*-1,Y-3-5-*-2,Y-3-5-*-3,Y-3-5-*-4,Y-3-5-*-5 |
j0403200102 | 1,2 |
2019年9月2日(月) 5・6,7・8時限(2年) |
脳実習1:表面神経解剖、脳神経・脳血管 | 篠田晃, 柳井章江, 升本宏平, MD.NABIULISLAM, 野﨑香菜子 | 肉眼解剖学実習室 | D-2-1-1-1,D-2-1-1-2,D-2-1-1-5,Y-3-5-*-1,Y-3-5-*-2,Y-3-5-*-3,Y-3-5-*-4,Y-3-5-*-5 |
2.テキスト
必要度 | 書名 | 著者・監修者・訳者 | 出版社 | 出版年 | 本体価格 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ハインズ神経解剖学アトラス(第4版) | D. E. Haines 著, 山内昭雄 訳 | メディカル・サイエンス・インターナショナル | 2013 | 6510 |
2 | Principles of Neural Science, 5th ed | E. R. Kandel 他著 | McGraw-Hill | 2012 | 14474 |
2 | 図説中枢神経系(第2版) | R. Nieuwenhuys 他著, 水野昇 他訳 | 医学書院 | 1991 | 11550 |
3 | Carpenter's Human Neuroanatomy, 9th ed | A Parent 著 | Williams & Wilkins | 1996 | 376800 |
3 | The Human Brain :in photographs and diagrams, 4nd ed | J. Nolte, J. B. Angevine 著 | Saunders | 2013 | 6229 |
3 | The Human Brain and Spinal Cord, 2nd ed | L. Heimer 著 | Springer-Verlag | 1994 | |
3 | カーペンター Core Text 神経解剖学(第4版) | M. B. Carpenter 著, 嶋井和世 監訳 | 廣川書店 | 1996 | 12600 |
3 | カーペンター神経解剖学(第8版) | M. B. Carpenter 他著, 近藤尚武 他訳 | 西村書店 | 1995 | 25200 |
3 | ナウタ神経解剖学 | W. J. H. Nauta 他著, 川村祥介 他監訳 | 廣川書店 | 1992 | 10290 |
3 | フィッツジェラルド神経解剖学 | M. J. T. FitzGerald 著、井出・杉本・車田 訳 | 西村書店 | 1999 | 5775 |
3 | リープマン神経解剖学(第3版) | M. Liebman 著, 依藤宏 訳 | メディカル・サイエンス・インターナショナル | 2008 | 4935 |
3 | 神経解剖カラーテキスト (第2版) | A. R. Crossman, D. Neary著、野村・水野 訳 | 医学書院 | 2008 | 5880 |
3 | 脳解剖学 | 萬年甫 他著 | 南江堂 | 1994 | 9991 |
1 必携(授業に必ず持参するもの)
2 推奨(学習する際に読むことを強く勧めるもの)
3 参考(参考書として適切なもの)
3.教育方法等の特記事項
実習は、肉眼解剖学実習に準じ、白衣着用、解剖用具、スケッチブック、鉛筆または色鉛筆を持ってくること
1. 各学生の実習中の注意事項:
1) 脳の一部を離断したときは一小片といえども室外に持ち出してはならない。
2) 実習室へは学外者および実習者以外のものを案内してはならない。
3) 許可なく写真撮影、カメラ等の持ち込みを禁止する。
4) 実習室内での放歌、飲食等は厳禁する。
5) 実習室、学生更衣室等、通路等における喫煙は全面的に禁止する。(喫煙する際は、屋外ですること)
評価方法
ユニットの実習試験は、最終日に組織学実習・脳実習についての実習試験を行う。
成績評価は、ユニット試験(実習試験)の結果、提出スケッチ・レポート、授業出席状況、実習態度等を見て総合的に判断する。
注意点(再試等)
1回のみ行う。