ユニット概要
Unit

C-2-3-*-*

生体の恒常性を維持するための情報伝達と生体防御の機序を理解する。

C-3-1-*-*

各種微生物の基本的性状、病原性とそれによって生じる病態を理解する。

C-3-2-*-*

免疫系の機構を分子レベルで理解し、病原体に対する免疫反応、主な自己免疫疾患、先天性及び後天性免疫不全症候群(acquired immune deficiency syndrome )と癌細胞に対する免疫系の反応を理解する。

D-1-*-*-*

血液・造血器・リンパ系の構造と機能を理解し、主な疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

F-2-13-*-*

輸血と移植の基本を学ぶ。

▲ねらい番号を閉じる

C-2-3-1-1

①情報伝達の種類と機能を説明できる。

C-2-3-1-2

②受容体による情報伝達の機序を説明できる。

C-2-3-1-3

③細胞内シグナル伝達過程を説明できる。

C-2-3-3-1

①生体の非特異的防御機構を説明できる。

C-2-3-3-2

②特異的防御機構である免疫系の役割を説明できる。

C-2-3-3-3

③体液性と細胞性免疫応答を説明できる。

C-2-3-4-1

①生体の恒常性維持と適応を説明できる。

C-3-1-2-1

①ウイルスに対する中和反応と細胞性免疫を説明できる。

C-3-1-5-3

③寄生虫感染宿主の生体防御の特徴を説明できる。

C-3-2-1-1

①生体防御機構における免疫系の特徴（特異性、多様性、寛容、記憶）を説明できる。

C-3-2-1-2

②免疫反応に関わる組織と細胞を説明できる。

C-3-2-1-3

③免疫学的自己の確立と破綻を説明できる。

C-3-2-1-4

④自然免疫と獲得免疫の違いを説明できる。

C-3-2-2-1

①主要組織適合遺伝子複合体(major histocompatibility complex <MHC>)クラスI とクラスII の基本構造、抗原提示経路の違いを説明できる。

C-3-2-2-2

②免疫グロブリンとT 細胞抗原レセプターの構造と反応様式を説明できる。

C-3-2-2-3

③免疫グロブリンとT 細胞抗原レセプター遺伝子の構造と遺伝子再構成に基づき、多様性獲得の機構を説明できる。

C-3-2-2-4

④自己と非自己の識別機構の確立と免疫学的寛容を概説できる。

C-3-2-3-1

①抗原レセプターからのシグナルを増強あるいは減弱する調節機構を概説できる。

C-3-2-3-2

②代表的なサイトカイン・ケモカインの特徴を説明できる。

C-3-2-3-3

③ヘルパーT 細胞(Th1 cell、Th2 cell、Th17 cell)、細胞傷害性T 細胞(cytotoxic T lymphocyte <CTL>)、制御性T 細胞(regulatory T cell <Treg>)それぞれが担当する生体防御反応を説明できる。

C-3-2-4-1

①ウイルス、細菌、真菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴を説明できる。

C-3-2-4-2

②原発性免疫不全症と後天性免疫不全症候群<AIDS>を概説できる。

C-3-2-4-3

③免疫寛容の維持機構とその破綻による自己免疫疾患の発症を概説できる。

C-3-2-4-4

④アレルギー発症の機序（Coombs 分類）を概説できる。

C-3-2-4-5

⑤癌免疫に関わる細胞性機序を概説できる。

D-1-1-*-1

①骨髄の構造を説明できる。

D-1-1-*-2

②造血幹細胞から各血球への分化と成熟の過程を説明できる。

D-1-1-*-3

③主な造血因子（エリスロポエチン、顆粒球コロニー刺激因子(granulocyte-colony stimulating factor <G-CSF>)、トロンボポエチン）を説明できる。

D-1-1-*-4

④脾臓、胸腺、リンパ節、扁桃とPeyer 板の構造と機能を説明できる。

D-1-1-*-5

⑤血漿タンパク質の種類と機能を説明できる。

D-1-1-*-6

⑥赤血球とヘモグロビンの構造と機能を説明できる。

D-1-1-*-7

⑦白血球の種類と機能を説明できる。

D-1-1-*-8

⑧血小板の機能と止血や凝固・線溶の機序を説明できる。

F-2-13-*-6

⑥移植と組織適合性の関係を説明できる。

▲コアカリ番号を閉じる

　人体の生命システムにおける血液・免疫系の役割を正確に位置づけるために、関連する構造と機能およびその制御機構について液性･細胞性情報の観点から統合的に理解する。

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