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ユニット概要
Unit

コース

神経制御・運動器病態学

ユニット

運動器病態系

目標

1.主題

1.運動器疾患への適切な診断および治療を行う能力を身につける。
2.運動器の診断学と病理における基本事項を理解する。
3.代表的疾患について診断の組み立てと治療方法を修得する。

2.到達目標

1.骨・軟骨・関節・靱帯の構造と機能を説明できる。
2.徒手検査（関節可動域検査、徒手筋力テスト）と感覚検査を説明できる。
3.筋骨格系画像診断（エックス線、MRI、脊髄造影、骨塩定量）の適応を概説できる。
4.骨折の分類（単純と複雑）、症候、診断、治療と合併症を説明できる。
5.関節の脱臼、亜脱臼、捻挫、靱帯損傷の定義、重症度分類、診断と治療を説明できる。
6.腰椎椎間板ヘルニアの診断と治療を説明できる。
7.腫瘍の手術療法を概説できる。

3.担当教員の実務経験

4.ねらい（H28コアカリ等対応）

▼ねらい番号を表示

5．学修目標（H28コアカリ等対応）

▼コアカリ番号を表示

D-2-2-*-1: ①脳・脊髄のコンピュータ断層撮影(computed tomography <CT>)・磁気共鳴画像法(magnetic resonance imaging <MRI>)検査の適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
D-2-2-*-2: ②神経系の電気生理学的検査（脳波検査、筋電図、末梢神経伝導検査）で得られる情報を説明できる。
D-4-1-*-1: ①骨・軟骨・関節・靱帯の構成と機能を説明できる。
D-4-1-*-6: ⑥骨の成長と骨形成・吸収の機序を説明できる。
D-4-2-*-1: ①筋骨格系の病態に即した徒手検査（四肢・脊柱の可動域検査、神経学的検査等）を説明できる。
D-4-2-*-2: ②筋骨格系画像診断（エックス線撮影、コンピュータ断層撮影<CT>、磁気共鳴画像法<MRI>、超音波検査、骨塩定量）の適応を概説できる。
D-4-3-*-2: ②関節痛・関節腫脹
D-4-3-*-3: ③腰背部痛
D-4-4-1-1: ①四肢・脊椎外傷の診断と初期治療を説明できる。
D-4-4-1-2: ②関節の脱臼、靱帯損傷の定義、重症度分類、診断と治療を説明できる。
D-4-4-1-3: ③骨折の分類、症候、診断、治療と合併症を説明できる。
D-4-4-1-4: ④コンパートメント症候群の病態、症候、診断と治療を説明できる。
D-4-4-1-5: ⑤骨粗鬆症の病因と病態を説明し、骨折の好発部位を列挙できる。
D-4-4-1-6: ⑥関節炎、腱鞘炎の病態、診断と治療を説明できる。
D-4-4-1-7: ⑦変形性関節症の症候、診断と治療を説明できる。
D-4-4-1-8: ⑧絞扼性末梢神経障害（手根管症候群、肘部管症候群等）を列挙し、その症候を説明できる。
D-4-4-1-9: ⑨頸椎症性脊髄症（脊柱靭帯骨化症を含む）・頸椎症性神経根症の神経症候を説明できる。
D-4-4-1-12: ⑫腰部脊柱管狭窄症の病態、症候、診断と治療を説明できる。
D-4-4-1-13: ⑬腰椎分離・すべり症の症候、診断と治療を説明できる。
D-4-4-1-14: ⑭運動器慢性疼痛（腰背部痛、頸部痛、肩こり）の病態、診断と治療を説明できる。
D-4-4-2-1: ①化膿性関節炎の症候、診断と治療を説明できる。
D-4-4-2-2: ②椎間板炎、化膿性脊椎炎、脊椎カリエスの症候、診断と治療を説明できる。
D-4-4-3-1: ①原発性骨腫瘍（骨肉腫、Ewing 肉腫）の臨床所見、画像所見、病理所見、初期治療を説明できる。
D-4-4-3-3: ③悪性軟部腫瘍（脂肪肉腫）の診断、病理所見、治療を概説できる。
E-3-3-*-2: ②腫瘍の手術療法を概説できる。
E-3-3-*-4: ④腫瘍の薬物療法（殺細胞性抗癌薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬）を概説できる。
E-4-3-1-2: ②関節炎をきたす疾患を列挙できる。
E-4-3-1-3: ③膠原病に特徴的な皮疹を説明し、関連する疾患を列挙できる。
E-4-3-2-1: ①関節リウマチの病態生理、症候、診断、治療とリハビリテーションを説明できる。
F-2-8-*-7: ⑦麻薬性鎮痛薬・鎮静薬の適応、有害事象、投与時の注意事項を説明できる。

▲コアカリ番号を閉じる

6.旧一般学習目標（GIO）

▼旧一般学習目標（GIO）を表示

方略（LS）

1．ユニット構成

日付昇順で表示

試験

項目	年月日曜日時限	内容	担当者	場所	コアカリ番号
	2023年6月26日（月） 1・2時限（4年）	筆記試験	西田周泰	第3講義室

講義

授業ID	回	年月日曜日時限	講義内容	担当者	場所	コアカリ番号
k0415641000	13	2023年6月20日（火） 7・8時限（4年）	運動器・疼痛	鈴木秀典	第3講義室	D-4-3--2,D-4-3--3,D-4-4-1-14,F-2-8-*-7
k0415640100	12	2023年6月20日（火） 5・6時限（4年）	脊椎疾患	鈴木秀典	第3講義室	D-2-2--1,D-2-2--2,D-4-2-*-1,D-4-4-1-9,D-4-4-1-12,D-4-4-1-13
k0415641200	11	2023年6月19日（月） 7・8時限（4年）	上肢外傷・肩	油形公則	第3講義室	D-2-2-*-2,D-4-4-1-3,D-4-4-1-8
k0415640400	10	2023年6月16日（金） 3・4時限（4年）	運動器治療総論	舩場真裕	第3講義室	D-4-4-1-1,D-4-4-1-2,D-4-4-1-3,D-4-4-1-6
k0415641300	9	2023年6月16日（金） 1・2時限（4年）	下肢の運動器疾患股関節	坂井孝司	第3講義室	D-4-1--1,D-4-2--2,D-4-4-1-3,D-4-4-1-7
k0415640700	8	2023年6月15日（木） 3・4時限（4年）	膝関節・スポーツ外傷・障害	関寿大	第3講義室	D-4-4-1-2,D-4-4-1-3,D-4-4-1-4
k0415640600	7	2023年6月15日（木） 1・2時限（4年）	下肢外傷	関寿大	第3講義室	D-4-1--1,D-4-1--6,D-4-4-1-2
k0415640800	6	2023年6月14日（水） 3・4時限（4年）	感染性疾患	今釜崇	第3講義室	D-4-4-1-5,D-4-4-2-1,D-4-4-2-2
k0415641100	5	2023年6月14日（水） 1・2時限（4年）	関節リウマチと関連疾患	関万成	第3講義室	D-4-4-1-6,E-4-3-1-2,E-4-3-1-3,E-4-3-2-1
k0415640900	4	2023年6月13日（火） 3・4時限（4年）	小児・骨系統疾患	黒川陽子	第5講義室	D-4-1-*-6,D-4-4-1-5
k0415640500	3	2023年6月13日（火） 1・2時限（4年）	骨・軟部腫瘍	岩永隆太	第5講義室	D-4-4-3-1,D-4-4-3-3,E-3-3--2,E-3-3--4
k0415641500	2	2023年6月12日（月） 5・6時限（4年）	骨粗鬆症	三原惇史	第3講義室	D-4-1--1,D-4-1--6,D-4-4-1-5
k0415641400	1	2023年6月12日（月） 3・4時限（4年）	手・末梢神経	藤井賢三	第3講義室	D-2-2-*-2,D-4-4-1-8

2．テキスト

必要度	書名	著者・監修者・訳者	出版社	出版年	本体価格
1	標準整形外科学 (第14版）	井樋栄二監	医学書院	2020	10340
3	Adams's outline of orthopaedics, 14th	J. C. Adams 著	Churchill Livingstone	2010	7314
3	リハビリテーション基礎医学 (第2版)	上田敏他編	医学書院	1994	11550

1 必携（授業に必ず持参するもの）
2 推奨（学習する際に読むことを強く勧めるもの）
3 参考（参考書として適切なもの）

3．教育方法等の特記事項

　特になし。

評価方法

　運動器病態治療学の成績評価は，運動器病態治療学ユニット最終日に行う筆記試験，授業への参加態度や出席により総合的に判断する。

注意点（再試等）

　基本的に行わない。

ユニット概要 Unit

目標