ユニット概要
Unit
目標
1.主題
1.検査項目の的確な選択ができる能力を身につける。
2.異常値を正確に解釈できる能力を身につける。
3.様々な検査の測定原理を理解する。
2.到達目標
1.血液検査の目的と適応を説明し、結果を解釈できる。
2.生化学検査項目を列挙し、目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
3.免疫学検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
4.生理機能検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
5.輸血の適応と合併症を説明できる。
6.尿検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
3.担当教員の実務経験
臨床医あるいは臨床検査技師として、病院勤務歴10年以上の教員達が担当している。
4.ねらい(具体的な能力)【R4コアカリ等対応】
▼ねらい(具体的な能力)番号を表示
- PS-2-2-*-*
- PS-02-02: 血液・造血器・リンパ系(表 2-1)
- PS-2-7-*-*
- PS-02-07: 呼吸器系(表 2-6)
- PS-2-9-*-*
- PS-02-09: 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)(表 2-8)
- PS-2-12-*-*
- PS-02-12: 小児(表 2-11)
- PS-2-14-*-*
- PS-02-14: 内分泌・栄養・代謝系(表 2-13)
- PS-3-2-*-*
- PS-03-02: 免疫・アレルギー(表 2-17)
- PS-3-3-*-*
- PS-03-03: 感染症(表 2-18)
- PS-3-4-*-*
- PS-03-04: 腫瘍(表 2-19)
- CS-2-3-*-*
- CS-02-03: 検査(計画、分析評価)主要な臨床・画像検査:血算、生化学検査、凝固・線溶検査免疫血清学検査、尿検査、便検査、血液型(ABO、RhD)検査、血液交差適合(クロスマッチ)試験、不規則抗体検査、動脈血ガス分析、妊娠反応検査、細菌学検査(細菌学検査(細菌の塗抹、培養、同定、薬剤感受性試験)、脳脊髄液、胸水検査、腹水検査、病理組織検査や細胞診検査(術中迅速診断を含む)、遺伝子関連・染色体検査、心電図、呼吸機能検査、内分泌・代謝機能検査、脳波検査、超音波検査、エックス線撮影、CT検査、MRI検査、核医学検査、内視鏡検査
- CS-2-4-*-*
- CS-02-04: 治療(計画、経過の評価)
▲ねらい(具体的な能力)番号を閉じる
5.学修目標【R4コアカリ等対応】
▼コアカリ番号を表示
- PS-02-02-01-5
- 血液・造血器・リンパ系の構造と機能(血漿タンパク質の種類と機能)について基本的事項を理解している。
- PS-02-02-01-7
- 血液・造血器・リンパ系の構造と機能(白血球の種類と機能)について基本的事項を理解している。
- PS-02-02-03-1
- 血液・造血器・リンパ系で行う検査方法(末梢血塗抹)について基本的事項を理解している。
- PS-02-02-03-4
- 血液・造血器・リンパ系で行う検査方法(輸血関連検査)について基本的事項を理解している。
- PS-02-02-04-1
- 血液・造血器・リンパ系疾患に特異的な治療法(輸血)について基本的事項を理解している。
- PS-02-07-03-3
- 呼吸器系で行う検査方法(呼吸機能検査(スパイロメトリー・肺拡散能力・flow-volume 曲線)、動脈血ガス分析、ポ
リソムノグラフィー、ピークフローメトリー)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-1
- 腎・尿路系の構造と機能(体液の量と組成・浸透圧(小児と成人の違いを含めて))について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-2
- 腎・尿路系の構造と機能(腎・尿路系の位置・形態と血管分布・神経支配)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-3
- 腎・尿路系の構造と機能(腎の機能の全体像やネフロン各部の構造と機能)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-4
- 腎・尿路系の構造と機能(腎糸球体における濾過の機序)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-5
- 腎・尿路系の構造と機能(尿細管各部における再吸収・分泌機構と尿の濃縮機序)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-6
- 腎・尿路系の構造と機能(水電解質、酸・塩基平衡の調節機構)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-7
- 腎・尿路系の構造と機能(腎で産生される又は腎に作用するホルモン・血管作動性物質(エリスロポエチン、ビタミンD、レニン、アンギオテンシン II、アルドステロン)の作用)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-01-8
- 腎・尿路系の構造と機能(蓄排尿の機序)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-03-1
- 腎・尿路系で行う検査方法(糸球体濾過量(実測・推算)を含む腎機能検査法)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-03-2
- 腎・尿路系で行う検査方法(腎・尿路系の画像診断(エックス線撮影・尿路造影・CT・MRI))について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-03-3
- 腎・尿路系で行う検査方法(腎生検の適応と禁忌)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-03-4
- 腎・尿路系で行う検査方法(尿流動態検査)について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-04-1
- 腎・尿路系疾患に特異的な治療法(腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植))について基本的事項を理解している。
- PS-02-09-05-1
- 腎・尿路系の疾患・病態(腎機能の障害:急性腎障害(AKI)、慢性腎臓病(CKD)、慢性腎不全)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-2
- 腎・尿路系の疾患・病態(電解質異常:高・低ナトリウム血症、高・低カリウム血症、高・低カルシウム血症、高・低リン血症、高・低マグネシウム血症)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-3
- 腎・尿路系の疾患・病態(酸・塩基平衡障害:アシドーシス(代謝性・呼吸性)、アルカローシス)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-4
- 腎・尿路系の疾患・病態(原発性糸球体疾患:急性糸球体腎炎、IgA 腎症、膜性腎症、巣状分節性糸球体硬化症、微小変化群、膜性増殖性糸球体腎炎)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-5
- 腎・尿路系の疾患・病態(高血圧及び腎血管障害:腎硬化症、腎血管性高血圧症)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-6
- 腎・尿路系の疾患・病態(尿細管・間質性疾患:尿細管性アシドーシス、尿細管間質性腎炎(急性・慢性)、急性腎盂腎炎)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-7
- 腎・尿路系の疾患・病態(全身性疾患による腎障害:糖尿病腎障害、IgA 血管炎、アミロイド腎症、抗糸球体基底膜病(抗GBM病)、ループス腎炎、血管炎症候群)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-8
- 腎・尿路系の疾患・病態(先天異常と外傷:多発性嚢胞腎、膀胱尿管逆流、腎外傷)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-09-05-9
- 腎・尿路系の疾患・病態(尿路疾患:尿路結石、神経因性膀胱、膀胱炎、前立腺炎、尿道炎)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-12-04-7
- 小児の疾患・病態(腎・泌尿器疾患:溶血性尿毒症症候群(HUS)、ネフローゼ症候群、紫斑病性腎炎、先天性腎尿路奇形、膀胱尿管逆流)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-12-04-11
- 小児の疾患・病態(免疫・アレルギ ー:IgA 血管炎、川崎病)について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
- PS-02-14-03-1
- 内分泌・栄養・代謝系で行う検査方法(血中・尿中ホルモン測定)について基本的事項を理解している。
- PS-03-02-05-3
- 膠原病、血管炎、リウマチ性疾患、アレルギー性疾患、自己免疫疾患の疾患・病態(血管炎症候群:巨細胞性動脈炎、高安動脈炎(大動脈炎症候群)、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、IgA 血管炎、川崎病、抗糸球体基底膜病(抗 GBM 病))について病因、疫学、症候、主な検査・診断、治療法、合併症を理解している。
- PS-03-03-01
- 代表的な市中感染症(髄膜脳炎、咽頭炎、血流感染・感染性心内膜炎、肺炎(定型・非定型)、腹腔内感染、膀胱炎・腎盂腎炎、皮膚軟部組織感染、関節炎)の原因微生物について理解している。
- PS-03-03-06
- 代表的な市中感染症(髄膜脳炎、咽頭炎、血流感染・感染性心内膜炎、肺炎(定型・非定型)、腹腔内感染、膀胱炎・腎盂腎炎、皮膚軟部組織感染、関節炎)のリスク因子、感染経路・侵入門戸、病態生理について理解している。
- PS-03-04-15
- 主な泌尿器系腫瘍(腎癌、腎盂尿管癌・膀胱癌)の症候、診断、治療について理解している。
- CS-02-03-01
- 主要な臨床・画像検査の目的と意義を理解し、診断仮説の検証に最低限必要な検査項目を選択して、結果を解釈できる。
- CS-02-03-07
- 主要な臨床・画像検査の目的と適応を理解し、解釈できる。
- CS-02-04-38
- 血液製剤及び血漿分画製剤の種類と適応について理解している。
- CS-02-04-39
- 輸血副反応、輸血使用記録保管義務、不適合輸血の防止手順について理解している。
- CS-02-04-40
- 輸血の適正使用、成分輸血、自己血輸血、緊急時の輸血について理解している。
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方略(LS)
1.ユニット構成
日付降順で表示
講義
| 授業ID |
回 |
年月日曜日時限 |
講義内容 |
担当者 |
場所 |
コアカリ番号 |
| k0411540500 |
1 |
2026年4月30日(木) 1・2時限(3年)
|
輸血検査(1)
|
中邑幸伸 |
第5講義室 |
CS-02-03-01,CS-02-03-07,CS-02-04-38,CS-02-04-39,PS-02-02-03-4,PS-02-02-04-1 |
| k0411540600 |
2 |
2026年4月30日(木) 3・4時限(3年)
|
輸血療法・血液製剤(2)
|
中邑幸伸 |
第5講義室 |
CS-02-04-40,PS-02-02-04-1 |
| k0411540200 |
3 |
2026年4月30日(木) 5・6時限(3年)
|
生化学検査(1):蛋白、腎、筋肉マーカー、免疫
|
石黒旭代 |
第5講義室 |
|
| k0411540800 |
4 |
2026年5月1日(金) 5・6時限(3年)
|
生理機能検査(1):心電図
|
福田昌和 |
第5講義室 |
CS-02-03-01,CS-02-03-07,PS-02-07-03-3,PS-02-14-03-1 |
| k0411540900 |
5 |
2026年5月1日(金) 7・8時限(3年)
|
生理機能検査(2):肺機能検査
|
福田昌和 |
第5講義室 |
CS-02-03-01,CS-02-03-07,PS-02-07-03-3,PS-02-14-03-1 |
| k0411540300 |
6 |
2026年5月8日(金) 7・8時限(3年)
|
生化学検査(2):肝マーカー
|
田邉規和 |
第5講義室 |
PS-02-02-01-5 |
| k0411540100 |
7 |
2026年5月8日(金) 9・10時限(3年)
|
末梢血液・止血凝固検査
|
末廣寛 |
第5講義室 |
PS-02-02-01-7,PS-02-02-03-1 |
| k0411541100 |
8 |
2026年5月11日(月) 3・4時限(3年)
|
尿・一般検査
|
末廣寛 |
第5講義室 |
PS-03-03-01,PS-03-03-06,PS-03-04-15,PS-02-09-01-1,PS-02-09-01-2,PS-02-09-01-3,PS-02-09-01-4,PS-02-09-01-5,PS-02-09-01-6,PS-02-09-01-7,PS-02-09-01-8,PS-02-09-03-1,PS-02-09-03-2,PS-02-09-03-3,PS-02-09-03-4,PS-02-09-04-1,PS-02-09-05-1,PS-02-09-05-2,PS-02-09-05-3,PS-02-09-05-4,PS-02-09-05-5,PS-02-09-05-6,PS-02-09-05-7,PS-02-09-05-8,PS-02-09-05-9,PS-02-12-04-7,PS-02-12-04-11,PS-03-02-05-3 |
試験
| 項目 |
年月日曜日時限 |
内容 |
担当者 |
場所 |
コアカリ番号 |
|
2026年5月18日(月) 1・2時限(3年)
|
筆記試験 |
末廣寛 |
第3講義室 |
|
2.テキスト
| 必要度 |
書名 |
著者・監修者・訳者 |
出版社 |
出版年 |
本体価格 |
| 2 |
ECGブック(第3版) |
村川裕二, 山下武志 訳 |
メディカル・サイエンス・インターナショナル |
2010 |
4,410 |
| 2 |
標準臨床検査医学(第5版) |
山田 俊幸 / 大西 宏明 編 |
医学書院 |
2023 |
7,480 |
| 2 |
異常値の出るメカニズム (第8版) |
河合忠 他編 |
医学書院 |
2024 |
6,820 |
| 2 |
臨床検査のガイドラインJSLM2024 |
日本臨床検査医学会 |
宇宙堂八木書店 |
2025 |
4,950 |
| 3 |
ベッドサイドの輸血ガイド |
日本輸血細胞治療学会編 |
日本輸血細胞治療学会 |
2015 |
2,200 |
| 3 |
臨床検査法提要(第36版) |
奥村 伸生 / 戸塚 実 / 本田 孝行 / 矢冨 裕 |
金原出版 |
2025 |
19,800 |
1 必携(授業に必ず持参するもの)
2 推奨(学習する際に読むことを強く勧めるもの)
3 参考(参考書として適切なもの)
3.教育方法等の特記事項
講義を中心に行うが,講義中の質疑応答により,課題探求・解決学修や実践的教育も行う。
評価方法
ユニット最終日に,ユニット全内容についての筆記試験を行う。ユニット進行中にも適宜小テストやレポートが課されることがある。成績評価は,これらの試験やレポート,授業への参加態度を総合的に判断する。
注意点(再試等)
ユニット責任者の判断により,再試を行う場合がある。