ユニット概要
Unit
コース
診療学総論
ユニット
漢方医学
目標
1.主題
1. 漢方を医療の選択肢の中に取り入れるようになるために、漢方医学は西洋医学とは異なる概念を持つ医学であることを理解し、日常診療における漢方の有用性を認識する。
2.到達目標
1.漢方製剤の使い方・その作用機序・副作用等を概説できる。
2.漢方方剤の効能を科学的に概説できる。
3.東洋医学と西洋医学の診断体系および治療体系の相違を概説できる。
4.気血水と八網の2つの概念に基づき、東洋医学の病因・病態生理を概説できる。
5.四診と方証相対を概説できる。
6.疾患と漢方方剤の実際の運用について学び、その薬効について説明できる。
3.担当教員の実務経験
4.ねらい(H28コアカリ等対応)
▼ねらい番号を表示
5.学修目標(H28コアカリ等対応)
▼コアカリ番号を表示
6.旧一般学習目標(GIO)
▼旧一般学習目標(GIO)を表示
方略(LS)
1.ユニット構成
日付降順で表示講義
授業ID | 回 | 年月日曜日時限 | 講義内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|---|
k0418860200 | 1 |
2019年7月2日(火) 9・10時限(4年) |
病因・病態把握(気血水・八網・五臓・六病位) | 飯塚徳男 | 第2講義室 | Y-18-6-*-2 |
k0418860700 | 2 |
2019年7月3日(水) 9・10時限(4年) |
臨床漢方Ⅱ(急性疾患の治療) | 劉震永 | 第2講義室 | Y-18-6-*-4 |
k0418860600 | 3 |
2019年7月4日(木) 3・4時限(4年) |
東洋医学の歴史・漢方方剤のエビデンス | 瀬川誠 | 第2講義室 | F-2-8-*-13,Y-18-6-*-1,Y-18-6-*-2,Y-18-6-*-3,Y-18-6-*-4,Y-18-6-*-5,Y-18-6-*-6 |
k0418860400 | 4 |
2019年7月4日(木) 9・10時限(4年) |
臨床漢方Ⅰ(慢性疾患の治療) | 梶井信洋 | 第2講義室 | Y-18-6-*-4 |
k0418860500 | 5 |
2019年7月5日(金) 3・4時限(4年) |
診断方法(四診)と治療法則 漢方方剤とその構成生薬 | 瀬川誠 | 第2講義室 | F-2-8-*-13,Y-18-6-*-3,Y-18-6-*-4 |
試験
項目 | 年月日曜日時限 | 内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|
2019年7月10日(水) 3・4時限(4年) |
筆記試験 | 瀬川誠, 坂井田功 | 第3講義室 |
2.テキスト
必要度 | 書名 | 著者・監修者・訳者 | 出版社 | 出版年 | 本体価格 |
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3 | 中医学入門 | 神戸中医学研究会 | 東洋学術出版社 | 5184 | |
3 | 学生のための漢方医学テキスト | 日本東洋医学会学術教育委員会 | 南江堂 | 2007 | 2700 |
3 | 改定第3版 生薬単 | 伊藤美千穂 | NTS | 2017 | 4104 |
3 | 東洋医学の教科書 | 平馬直樹 | ナツメ社 | 2014 | 1620 |
3 | 漢方診療のレッスン | 花輪壽彦 | 金原出版 | 1995 | 5076 |
3 | 症例から学ぶ和漢診療学 第3版 | 寺澤捷年 | 医学書院 | 2011 | 4968 |
3 | 臨床医のための漢方薬概論 | 稲木一元 | 南山堂 | 2014 | 10800 |
3 | 身につく漢方処方 | 入江祥史 | 中外医学社 | 2013 | 4536 |
1 必携(授業に必ず持参するもの)
2 推奨(学習する際に読むことを強く勧めるもの)
3 参考(参考書として適切なもの)
3.教育方法等の特記事項
関連講義「統合薬理学ユニット:漢方薬の薬理学」の内容を復習しておくこと。
評価方法
ユニット最終日に,ユニット全内容についての筆記試験を行う。ユニット進行中にも適宜小テストやレポートが課されることがある。成績評価は,これらの試験やレポート,授業への参加態度を総合的に判断する。
注意点(再試等)
ユニット責任者の判断により,再試を行う場合がある。