ユニット概要
Unit
目標
1.主題
1.地域の医療機関等で診療参加型実習を行い、将来の専門領域に関わらず必要となるプライマリ・ケアに関する基本的知識と技能を身につける。
2.到達目標
1.地域社会(へき地・離島を含む)における医療の状況、機能および体制等を含めた地域医療について概説できる。
2.地域のプライマリ・ケア、救急医療、在宅医療等を概説し、これに参加できる。
3.地域における、保健・医療・福祉・介護の分野間および多職種間の連携について説明し、これに参加できる。
4.地域における疾病予防・健康維持増進の活動に参加できる。
5.地域の住民・患者、医療従事者やその他関係職種と良好なコミュニケーションをとることができる。
3.担当教員の実務経験
6年次の4月に実施する地域医療実習では,1週間,宇部・山陽小野田・美祢地域のクリニック,一般病院,過疎地の病院(計83病院)で,地域住民と交流を持ちながらプライマリ・ケアの実際を体験している。
各病院での指導体制について,指導医の多くが大学病院や臨床研修病院での指導経験を有しており,特に豊富な臨床経験を有する優れた医療人に対し,臨床教授,臨床准教授,臨床講師の称号を付与し,臨床教育の指導体制及び教育内容の充実を図っている。(数字は臨床実習2と同数)
以上のとおり,臨床経験豊富な指導医のもと,地域医療実習を実施している。
4.ねらい(H28コアカリ等対応)
▼ねらい番号を表示
- A-7-1-*-*
- 地域医療・地域保健の在り方と現状及び課題を理解し、地域医療に貢献するための能力を獲得する。
- B-1-7-*-*
- 地域医療・地域保健の在り方と現状及び課題を理解し、地域医療に貢献するための能力を獲得する。
- B-4-1-*-*
- 文化的社会的文脈のなかで人の心と社会の仕組みを理解するための基礎的な知識と考え方及びリベラルアーツを学ぶ。臨床実践に行動科学・社会科学の知見を生かすことができるよう、健康・病い・医療に関する文化人類学・社会学(主に医療人類学・医療社会学)の視点・方法・理論について、理解を深める。
- F-2-15-*-*
- 在宅医療と介護の基本を学ぶ。
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5.学修目標(H28コアカリ等対応)
▼コアカリ番号を表示
- A-7-1-*-1
- ①地域社会(離島・へき地を含む)における医療の状況、医師の偏在(地域、診療科及び臨床・非臨床)の現状を概説できる。
- A-7-1-*-2
- ②医療計画(医療圏、基準病床数、地域医療支援病院、病診連携、病病連携、病院・診療所・薬局の連携等)及び地域医療構想を説明できる。
- A-7-1-*-3
- ③地域包括ケアシステムの概念を理解し、地域における保健(母子保健、学校保健、成人・高齢者保健、地域保健、精神保健)・医療・福祉・介護の分野間及び多職種間(行政を含む)の連携の必要性を説明できる。
- A-7-1-*-4
- ④かかりつけ医等の役割や地域医療の基盤となるプライマリ・ケアの必要性を理解し、実践に必要な能力を獲得する。
- A-7-1-*-5
- ⑤地域における救急医療、在宅医療及び離島・へき地医療の体制を説明できる。
- A-7-1-*-6
- ⑥災害医療(災害時保健医療、医療救護班、災害派遣医療チーム(DisasterMedical Assistance Team<DMAT>)、災害派遣精神医療チーム(Disaster Psychiatric Assistance Team <DPAT>)、日本医師会災害医療チーム(JapanMedical Association Team <JMAT>)、災害拠点病院、トリアージ等)を説明できる。
- A-7-1-*-7
- ⑦地域医療に積極的に参加・貢献する。
- B-1-7-*-1
- ①地域社会(へき地・離島を含む)における医療の状況、医師の偏在(地域、診療科及び臨床・非臨床)の現状を概説できる。
- B-1-7-*-2
- ②医療計画(医療圏、基準病床数、地域医療支援病院、病診連携、病病連携、病院・診療所・薬局の連携等)及び地域医療構想を説明できる。
- B-1-7-*-3
- ③地域包括ケアシステムの概念を理解し、地域における、保健(母子保健、学校保健、成人・高齢者保健、地域保健、精神保健)・医療・福祉・介護の分野間及び多職種間(行政を含む)の連携の必要性を説明できる。
- B-1-7-*-4
- ④かかりつけ医等の役割や地域医療の基盤となるプライマリ・ケアの必要性を理解し、実践に必要な能力を獲得する。
- B-1-7-*-5
- ⑤地域における救急医療、在宅医療及び離島・へき地医療の体制を説明できる。
- B-1-7-*-6
- ⑥災害医療(災害時保健医療、医療救護班、災害派遣医療チーム<DMAT>、災害派遣精神医療チーム<DPAT>、日本医師会災害医療チーム<JMAT>、災害拠点病院、トリアージ等)を説明できる。
- B-1-7-*-7
- ⑦地域医療に積極的に参加・貢献する。
- B-4-1-*-12
- ⑫在宅療養と入院または施設入所との関係について総合的な考察ができる。
- F-2-15-*-1
- ①在宅医療の在り方、今後の必要性と課題を概説できる。
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6.旧一般学習目標(GIO)
▼旧一般学習目標(GIO)を表示
地域実習;将来の専門領域に関わらず、全ての医師が身に着けておくべきプライマリ・ケアに関する基本的教育を、地域の医療機関等での診療参加型臨床実習の中で行う。
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方略(LS)
1.ユニット構成
日付昇順で表示
実習(一斉型)
授業ID |
回 |
年月日曜日時限 |
実習内容 |
担当者 |
場所 |
コアカリ番号 |
- |
― |
2022年4月22日(金) 1・2,3・4,5・6,7・8,9・10時限(6年)
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- |
― |
2022年4月21日(木) 1・2,3・4,5・6,7・8,9・10時限(6年)
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― |
2022年4月20日(水) 1・2,3・4,5・6,7・8,9・10時限(6年)
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- |
― |
2022年4月19日(火) 1・2,3・4,5・6,7・8,9・10時限(6年)
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j0420990100 |
― |
2022年4月18日(月) 1・2,3・4,5・6,7・8,9・10時限(6年)
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A-7-1-*-1,A-7-1-*-2,A-7-1-*-3,A-7-1-*-4,A-7-1-*-5,A-7-1-*-6,A-7-1-*-7,B-1-7-*-1,B-1-7-*-2,B-1-7-*-3,B-1-7-*-4,B-1-7-*-5,B-1-7-*-6,B-1-7-*-7,B-4-1-*-12,F-2-15-*-1 |
2.テキスト
必要度 |
書名 |
著者・監修者・訳者 |
出版社 |
出版年 |
本体価格 |
1 必携(授業に必ず持参するもの)
2 推奨(学習する際に読むことを強く勧めるもの)
3 参考(参考書として適切なもの)
3.教育方法等の特記事項
外来見学,患者診察,採血,患者処置,褥瘡ケア,緩和ケア,予防接種,症例カンファレンス発表,訪問診療同行,巡回診療,一次・二次救急体験を通して,地域社会で求められる医療・保健・福祉・介護の活動について学修する。
評価方法
実習記録,指導医等の評価,事前の説明会を含めた実習での態度から総合的に評価する。
注意点(再試等)
出席や知識,技能,態度が規定に満たない場合は,再実習を課す。