ユニット概要
Unit

C-2-3-*-*

生体の恒常性を維持するための情報伝達と生体防御の機序を理解する。

C-2-5-*-*

生体物質の代謝の動態を理解する。

C-3-2-*-*

免疫系の機構を分子レベルで理解し、病原体に対する免疫反応、主な自己免疫疾患、先天性及び後天性免疫不全症候群(acquired immune deficiency syndrome )と癌細胞に対する免疫系の反応を理解する。

C-3-3-*-*

薬物・毒物の生体への作用について、個体・細胞・分子のレベルにおける作用機序と、生体と薬物分子との相互作用を理解し、的確な薬物療法を行うための基本的な考え方を学ぶ。

C-4-5-*-*

炎症の概念と感染症との関係、またそれらの治癒過程を理解する。

D-1-*-*-*

血液・造血器・リンパ系の構造と機能を理解し、主な疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-2-*-*-*

神経系の正常構造と機能を理解し、主な神経系疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-3-*-*-*

皮膚の構造と機能を理解し、主な皮膚疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-5-*-*-*

循環器（心血管）系の構造と機能を理解し、各科日常診療の基本となる一般的な循環器疾患の予防、病因、病態生理、症候、診断と初期対応を中心とした治療を学ぶ。

D-6-*-*-*

呼吸器系の構造と機能を理解し、主な呼吸器疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-7-*-*-*

腎・尿路系の構造と機能を理解し、主な腎・尿路系疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-12-*-*-*

内分泌・代謝系の構成と機能を理解し、主な内分泌・代謝疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

E-4-*-*-*

自己免疫疾患・アレルギー性疾患・免疫不全疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。

F-1-*-*-*

主な症候・病態の原因、分類、診断と治療の概要を各分野統合して学ぶことにより、医師として必須となる診療の基本を修得する。

F-2-8-*-*

診療に必要な薬物治療の基本（薬理作用、有害事象、投与時の注意事項）を学ぶ。

F-2-10-*-*

全身麻酔・局所麻酔の基本を学ぶ。

F-2-13-*-*

輸血と移植の基本を学ぶ。

▲ねらい番号を閉じる

C-2-3-1-1

①情報伝達の種類と機能を説明できる。

C-2-3-1-2

②受容体による情報伝達の機序を説明できる。

C-2-3-1-3

③細胞内シグナル伝達過程を説明できる。

C-2-3-2-2

②シナプス（神経筋接合部を含む）の形態とシナプス伝達の機能（興奮性、抑制性）と可塑性を説明できる。

C-2-5-*-8

⑧脂質の合成と分解を説明できる。

C-3-2-3-1

①抗原レセプターからのシグナルを増強あるいは減弱する調節機構を概説できる。

C-3-2-4-4

④アレルギー発症の機序（Coombs 分類）を概説できる。

C-3-3-1-1

①薬物・毒物の濃度反応曲線を描き、その決定因子を説明できる。

C-3-3-1-2

②薬物の受容体結合と薬理作用との定量的関連性及び活性薬・拮抗薬と分子標的薬を説明できる。

C-3-3-1-3

③薬物・毒物の用量反応曲線を描き、有効量・中毒量・致死量の関係を説明できる。

C-3-3-2-1

①薬物・毒物の吸収、分布、代謝と排泄を説明できる。

C-3-3-2-2

②薬物の生体膜通過に影響する因子を説明できる。

C-3-3-2-3

③薬物投与方法（経口、舌下、皮膚、粘膜、直腸、注射、吸入、点眼、点鼻等）を列挙し、それぞれの薬物動態を説明できる。

C-3-3-3-1

①薬物の評価におけるプラセボ効果の意義を説明できる。

C-4-5-*-1

①炎症の定義を説明できる。

D-1-4-1-2

②鉄欠乏性貧血、二次性貧血の病因、病態、診断と治療を説明できる。

D-1-4-1-3

③再生不良性貧血・夜間発作性血色素尿症(paroxysmal nocturnal hemoglobinuria <PNH>)の病因、病態、診断、治療と予後を説明できる。

D-1-4-1-4

④溶血性貧血の病因、病態、診断と治療を説明できる。

D-1-4-1-5

⑤巨赤芽球性貧血の病因、病態、診断と治療を説明できる。

D-2-1-1-4

④主な脳内神経伝達物質（アセチルコリン、ドパミン、ノルアドレナリン）とその作用を説明できる。

D-2-1-6-1

①痛覚、温度覚、触覚と深部感覚の受容機序と伝導路を説明できる。

D-2-1-7-1

①交感神経系と副交感神経系の中枢内局在、末梢分布、機能と伝達物質を概説できる。

D-2-4-7-1

①てんかんの分類、診断と治療を説明できる。

D-3-4-4-1

①薬疹や薬物障害の発生機序、症候と治療を説明できる。

D-3-4-4-2

②薬疹を起こしやすい主な薬物を列挙できる。

D-5-4-3-5

⑤不整脈の薬物療法、非薬物療法（カテーテルアブレーション、電気的除細動、ペースメーカー植え込み、植え込み型除細動器）を概説できる。

D-6-1-*-10

⑩気道と肺の防御機構（免疫学的・非免疫学的）と代謝機能を説明できる。

D-7-1-*-7

⑦胃液の作用と分泌機序を説明できる。

D-7-1-*-8

⑧胆汁の作用と胆嚢収縮の調節機序を説明できる。

D-7-1-*-9

⑨膵外分泌系の構造と膵液の作用を説明できる。

D-7-1-*-12

⑫主な消化管ホルモンの作用を説明できる。

D-7-1-*-15

⑮消化管の正常細菌叢（腸内細菌叢）の役割を説明できる。

D-8-1-*-6

⑥水電解質、酸・塩基平衡の調節機構を概説できる。

D-8-1-*-7

⑦腎で産生される又は腎に作用するホルモン・血管作動性物質（エリスロポエチン、ビタミンD、レニン、アンギオテンシンII、アルドステロン）の作用を説明できる。

D-12-1-*-1

①ホルモンを構造から分類し作用機序と分泌調節機能を説明できる。

D-12-2-*-1

①ホルモンの過剰または欠乏がもたらす身体症状を説明できる。

E-4-3-2-1

①関節リウマチの病態生理、症候、診断、治療とリハビリテーションを説明できる。

E-4-3-6-3

③食物アレルギーの種類、診断と治療を概説できる。

F-1-7-*-3

③意識障害・失神がある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。

F-2-8-*-1

①薬物（オピオイドを含む）の蓄積、耐性、タキフィラキシー、依存、習慣性や嗜癖を説明できる。

F-2-8-*-2

②主な薬物アレルギーの症候、診察、診断を列挙し、予防策と対処法を説明できる。

F-2-8-*-5

⑤抗微生物薬の薬理作用、適応、有害事象、投与時の注意事項を説明できる。

F-2-8-*-6

⑥抗腫瘍薬の適応、有害事象、投与時の注意事項を説明できる。

F-2-8-*-8

⑧主な薬物の有害事象を概説できる。

F-2-8-*-10

⑩薬物動態的相互作用について例を挙げて説明できる。

F-2-8-*-12

⑫分子標的薬の薬理作用と有害事象を説明できる。

F-2-8-*-13

⑬漢方医学の特徴や、主な和漢薬（漢方薬）の適応、薬理作用を概説できる。

F-2-10-*-1

①麻酔の概念、種類と麻酔時の生体反応を説明できる。

F-2-10-*-3

③麻酔薬と筋弛緩薬の種類と使用上の原則を説明できる。

F-2-10-*-8

⑧悪性高熱症や神経筋疾患患者における麻酔管理上の注意点を概説できる。

F-2-13-*-8

⑧免疫抑制薬の種類、適応と副作用を説明できる。

Y-3-2-*-4

4)内分泌系に作用する薬物の薬理作用を説明できる。

▲コアカリ番号を閉じる

　科学的で適切な薬物治療ができるようになるために、薬物と生体との相互作用およびその作用機序についての知識を習得し、薬物の相互作用や有害作用を理解した上で疾患の治療や予防に適する薬物を選択する能力を身に着ける。

▲旧一般学習目標（GIO）を閉じる