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ユニット概要
Unit

コース

神経制御・運動器病態学

ユニット

神経病態系1

目標

1.主題

1. 中枢・末梢神経および筋肉の多彩な症状を呈する疾患への適切な診断および治療を行う能力を身につける。
2. 神経・筋疾患の病因・病態を理解し、診断・治療法を修得する。
3. 神経・筋疾患患者のQOL、社会支援体制の現状を理解する。

2.到達目標

1. 神経診察や検査で得られる情報について概説し、解釈できる。
2. 神経・筋疾患の病態、症候について理解し説明できる。
3. 神経・筋疾患の適切な診断について理解し説明できる。
4. 神経・筋疾患の治療について理解し説明できる。

3.担当教員の実務経験

4.ねらい（H28コアカリ等対応）

▼ねらい番号を表示

5．学修目標（H28コアカリ等対応）

▼コアカリ番号を表示

C-4-1-*-4: ④ミトコンドリア遺伝子の変異による疾患を挙げ、概説できる。
D-2-1-1-1: ①中枢神経系と末梢神経系の構成を概説できる。
D-2-2-*-1: ①脳・脊髄のコンピュータ断層撮影(computed tomography <CT>)・磁気共鳴画像法(magnetic resonance imaging <MRI>)検査の適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。
D-2-2-*-2: ②神経系の電気生理学的検査（脳波検査、筋電図、末梢神経伝導検査）で得られる情報を説明できる。
D-2-3-1-1: ①小脳性・前庭性・感覚性運動失調障害を区別して説明できる。
D-2-3-1-2: ②振戦を概説できる。
D-2-3-1-3: ③その他の不随意運動（ミオクローヌス、舞踏運動、ジストニア、固定姿勢保持困難(asterixis)、アテトーシス、チック）を概説できる。
D-2-3-2-1: ①歩行障害を病態に基づいて分類できる。
D-2-3-3-1: ①失語症と構音障害の違いを説明できる。
D-2-4-1-1: ①脳血管障害（脳出血、くも膜下出血、頭蓋内血腫、脳梗塞、一過性脳虚血発作）の病態、症候と診断を説明できる。
D-2-4-1-2: ②脳血管障害の治療と急性期・回復期・維持期（生活期）のリハビリテーション医療を概説できる。
D-2-4-2-1: ①認知症の病因を列挙できる。
D-2-4-2-2: ②認知症をきたす主な病態（Alzheimer 型認知症、Lewy 小体型認知症、血管性認知症）の症候と診断を説明できる。
D-2-4-2-3: ③Parkinson 病の病態、症候と診断を説明できる。
D-2-4-2-4: ④筋萎縮性側索硬化症を概説できる。
D-2-4-2-5: ⑤多系統萎縮症を概説できる。
D-2-4-3-1: ①脳炎・髄膜炎、脳症の病因、症候と診断を説明できる。
D-2-4-3-2: ②多発性硬化症の病態、症候と診断を説明できる。
D-2-4-5-1: ①ニューロパチーの病因（栄養障害、中毒、遺伝性）と病態を分類できる。
D-2-4-5-2: ②Guillain-Barré 症候群の症候、診断を説明できる。
D-2-4-5-4: ④主な神経障害性疼痛（三叉・坐骨神経痛）を概説できる。
D-2-4-6-1: ①重症筋無力症の病態、症候と診断を説明できる。
D-2-4-6-2: ②進行性筋ジストロフィーの病因、分類、症候と診断を説明できる。
D-2-4-6-3: ③周期性四肢麻痺を概説できる。
D-2-4-7-1: ①てんかんの分類、診断と治療を説明できる。
D-2-4-9-1: ①脳性麻痺の病因、病型、症候とリハビリテーションを説明できる。
D-3-4-8-1: ①母斑・母斑症の種類を列挙できる。
D-4-2-*-1: ①筋骨格系の病態に即した徒手検査（四肢・脊柱の可動域検査、神経学的検査等）を説明できる。
D-14-4-1-3: ③末梢性めまいと中枢性めまいを鑑別し、治療を説明できる。
E-2-4-1-10: ⑩プリオン病を説明できる。
E-4-3-4-2: ②皮膚筋炎・多発性筋炎の症候、診断、治療及び合併症（間質性肺炎、悪性腫瘍）を説明できる。
F-1-7-*-1: ①意識障害・失神の原因と病態生理を説明できる。
F-1-7-*-2: ②意識障害・失神をきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。
F-1-7-*-3: ③意識障害・失神がある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。
F-1-8-*-1: ①けいれんの原因と病態生理を説明できる。
F-1-8-*-2: ②けいれんをきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。
F-1-8-*-3: ③けいれんがある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。
F-1-9-*-1: ①めまいの原因と病態生理を説明できる。
F-1-9-*-2: ②めまいをきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。
F-1-9-*-3: ③めまいがある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。
F-1-33-*-1: ①頭痛の原因と病態生理を説明できる。
F-1-33-*-2: ②頭痛をきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。
F-1-33-*-3: ③頭痛がある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。
F-1-34-*-1: ①運動麻痺・筋力低下の原因と病態生理を説明できる。
F-2-3-*-12: ⑫生体機能検査（心電図、心臓機能検査、呼吸機能検査、超音波検査、内分泌・代謝機能検査、脳波検査、針筋電図検査、末梢神経伝導検査）の目的と適応を説明し、結果を解釈できる。
F-2-3-*-15: ⑮脳脊髄液・胸水・腹水検査の目的と適応を説明し、結果を解釈できる。

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6.旧一般学習目標（GIO）

▼旧一般学習目標（GIO）を表示

方略（LS）

1．ユニット構成

日付昇順で表示

試験

項目	年月日曜日時限	内容	担当者	場所	コアカリ番号
	2022年4月18日（月） 3・4時限（4年）	筆記試験(神経病態系1)	古賀道明	第3講義室

講義

授業ID	回	年月日曜日時限	講義内容	担当者	場所	コアカリ番号
k0415653100	17	2022年4月15日（金） 7・8時限（4年）	神経変性疾患2	古賀道明	第3講義室	D-2-3-1-1,D-2-4-2-4,D-2-4-2-5
k0415650200	16	2022年4月15日（金） 5・6時限（4年）	末梢神経疾患	佐藤亮太	第3講義室	D-2-1-1-1,D-2-2-*-2,D-2-4-5-1,D-2-4-5-2
k0415653400	15	2022年4月14日（木） 7・8時限（4年）	てんかん	大石真莉子	第3講義室	C-4-1--4,D-2-4-3-1,D-2-4-7-1,D-14-4-1-3,F-1-7--1,F-1-7--2,F-1-7--3,F-1-8--1,F-1-8--2,F-1-8-*-3
k0415653300	14	2022年4月14日（木） 5・6時限（4年）	内科疾患に伴う神経障害2	前田敏彦	第3講義室	D-2-4-6-1
k0415652800	13	2022年4月13日（水） 7・8時限（4年）	神経筋接合部疾患・自律神経疾患	西原秀昭	第3講義室	D-2-4-6-1,D-2-4-6-2,D-2-4-6-3,E-4-3-4-2
k0415653200	12	2022年4月13日（水） 5・6時限（4年）	中枢神経系の脱髄疾患	清水文崇	第3講義室	D-2-4-3-2
k0415651400	11	2022年4月12日（火） 7・8時限（4年）	先天・発生異常、脊髄脊椎疾患、代謝性神経疾患・中毒性神経疾患	竹下幸男	第3講義室	D-2-4-9-1,D-3-4-8-1
k0415650600	10	2022年4月12日（火） 5・6時限（4年）	神経疾患の検査法	清水文崇	第3講義室	D-2-2--1,D-2-2--2,F-2-3--12,F-2-3--15
k0415653500	9	2022年4月12日（火） 3・4時限（4年）	特別講義	神田隆	第3講義室
k0415651700	8	2022年4月11日（月） 7・8時限（4年）	神経感染症	本田真也	第3講義室	D-2-4-3-1,E-2-4-1-10
k0415651300	7	2022年4月11日（月） 5・6時限（4年）	内科疾患に伴う神経障害1	前田敏彦	第3講義室	D-2-4-5-4,D-2-4-7-1,F-1-7--1,F-1-9--1,F-1-9--2,F-1-9--3,F-1-33--1,F-1-33--2,F-1-33-*-3
k0415652900	6	2022年4月8日（金） 7・8時限（4年）	脳血管障害（脳梗塞）	竹下幸男	第3講義室	D-2-2-*-1,D-2-4-1-1,D-2-4-1-2
k0415651600	5	2022年4月8日（金） 5・6時限（4年）	神経変性疾患1	古賀道明	第3講義室	D-2-3-1-2,D-2-3-1-3,D-2-4-2-3
k0415650400	4	2022年4月7日（木） 3・4時限（4年）	筋疾患	本田真也	第3講義室	D-2-4-6-1,D-2-4-6-2,D-2-4-6-3,E-4-3-4-2
k0415651000	3	2022年4月7日（木） 1・2時限（4年）	認知症疾患	藤本雄一	第3講義室	D-2-4-2-1,D-2-4-2-2,D-2-4-2-3
k0415652700	2	2022年4月6日（水） 3・4時限（4年）	神経診察と神経症候学	大石真莉子	第3講義室	D-2-3-2-1,D-2-3-3-1,D-4-2--1,F-1-34--1
k0415650100	1	2022年4月6日（水） 1・2時限（4年）	神経内科学総論と症候学入門	古賀道明	第3講義室	D-2-3-3-1,F-1-7-*-1

2．テキスト

必要度	書名	著者・監修者・訳者	出版社	出版年	本体価格
1	医学生・研修医のための神経内科学(3版)	神田隆著	中外医学社	2018	12600
2	ベッドサイドの神経の診かた（改訂第18版）	田崎義昭他著	南山堂	2016	7560
3	標準神経病学 (第2版）	水野美邦編	医学書院	2012	7350

1 必携（授業に必ず持参するもの）
2 推奨（学習する際に読むことを強く勧めるもの）
3 参考（参考書として適切なもの）

3．教育方法等の特記事項

評価方法

　ユニット最終日に，ユニット全内容についての筆記試験を行う。ユニット進行中にも適宜小テストやレポートが課されることがある。成績評価は，これらの試験やレポート，授業への参加態度を総合的に判断する。

ユニット概要 Unit

目標