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ユニット概要
Unit

コース

人体システム情報医学

ユニット

中枢神経系

目標

1.主題

1.人体における、脳各部位の構造と機能を統合的に理解する。
2.人体における、脊髄の構造と機能を統合的に理解する。

2.到達目標

1.脊髄の構造、機能と伝導路を説明できる。
2. 脳幹の構造、機能と伝導路を説明できる。
3. 大脳皮質の構造と機能局在を説明できる。
4. 小脳の構造と機能を概説できる。
5. 視床の構造と機能を概説できる。
6. 大脳基底核（線条体、淡蒼球、黒質）の線維結合と機能を概説できる。
7. 大脳辺縁系の構造と機能を自律機能や高次機能と関連づけて概説できる。
8. 視床下部の構造と機能を自律機能と関連づけて概説できる。

3.担当教員の実務経験

4.ねらい（具体的な能力）【R4コアカリ等対応】

▼ねらい（具体的な能力）番号を表示

5．学修目標【R4コアカリ等対応】

▼コアカリ番号を表示

RE-02-02-01: 医学論文(英語)を読んで概要を理解する。
PS-01-02-18: 反射について理解している。
PS-01-02-20: 生体機能や体内環境のリズム性変化について理解している。
PS-02-03-01-1: 神経系の構造と機能(中枢神経系と末梢神経系の構成)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-2: 神経系の構造と機能(脳の血管支配と血液脳関門)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-3: 神経系の構造と機能(脳のエネルギー代謝の特徴)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-4: 神経系の構造と機能(主な脳内神経伝達物質(アセチルコリン・ドパミン・ノルアドレナリン)とその作用)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-5: 神経系の構造と機能(髄膜・脳室系の構造と脳脊髄液の産生と循環)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-6: 神経系の構造と機能(脊髄の構造、機能局在と伝導路)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-7: 神経系の構造と機能(脊髄反射(伸張反射、屈筋反射)と筋の相反神経支配)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-8: 神経系の構造と機能(脊髄神経と神経叢(頸・腕・腰仙骨)の構成及び主な骨格筋支配と皮膚分布(デルマトーム))について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-9: 神経系の構造と機能(脳幹の構造と機能及び伝導路)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-10: 神経系の構造と機能(脳神経の名称、核の局在、走行・分布と機能)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-11: 神経系の構造と機能(大脳の構造と大脳皮質の機能局在(運動野・感覚野・言語野))について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-12: 神経系の構造と機能(辺縁系の構造と記憶・学習の機序との関連)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-13: 神経系の構造と機能(錐体路を中心とした随意運動の発現機構)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-14: 神経系の構造と機能(小脳の構造と機能)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-15: 神経系の構造と機能(大脳基底核(線条体・淡蒼球・黒質)の線維結合と機能)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-16: 神経系の構造と機能(痛覚、温度覚、触覚と深部感覚の受容機序と伝導路)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-17: 神経系の構造と機能(視覚、聴覚・平衡覚、嗅覚、味覚の受容機序と伝導路)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-18: 神経系の構造と機能(交感神経系と副交感神経系の中枢内局在、末梢分布、機能と伝達物質)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-19: 神経系の構造と機能(内分泌及び自律機能と関連づけた視床下部の構造と機能)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-01-20: 神経系の構造と機能(ストレス反応と本能・情動行動の発現機序)について基本的事項を理解している。
PS-02-03-02: 神経系でみられる症候(意識障害、けいれん、めまい、認知機能障害、頭痛、運動麻痺・筋力低下、歩行障害、感覚障害、失語症・構音障害、振戦、小脳性・前庭性・感覚性運動失調障害不随意運動(ミオクローヌス・舞踏運動・ジストニア・固定姿勢保持困難・アテトーシス・チック)、頭蓋内圧亢進（急性・慢性）、脳ヘルニア)について理解している。
PS-02-03-03-1: 神経系で行う検査方法(脳・脊髄の画像検査(CT・MRI))について基本的事項を理解している。
PS-02-03-03-2: 神経系で行う検査方法(神経系の電気生理学的検査(脳波検査、針筋電図検査、末梢神経伝導検査))について基本的事項を理解している。
PS-02-03-05-3: 神経系の疾患・病態（認知症と変性疾患：Alzheimer 型認知症、Lewy 小体型認知症、脳血管性認知症、Parkinson 病、筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症）について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
PS-02-15-01-1: 眼・視覚系の構造と機能（眼球と付属器の構造）について基本的事項を理解している。
PS-02-15-01-2: 眼・視覚系の構造と機能（視覚情報の受容の仕組みと伝導路）について基本的事項を理解している。
PS-02-15-01-3: 眼・視覚系の構造と機能（眼球運動の仕組み）について基本的事項を理解している。
PS-02-16-01-2: 耳鼻・咽喉・口腔系の構造と機能（聴覚・平衡覚の受容のしくみと伝導路）について基本的事項を理解している。
PS-02-16-01-5: 耳鼻・咽喉・口腔系の構造と機能（眼球運動、姿勢制御と関連させた平衡感覚機構）について基本的事項を理解している。
PS-02-17-02: 精神系でみられる症候（意識障害、不安・抑うつ、認知機能障害、不眠、幻覚・妄想、心気症）について理解している。
PS-02-17-05-1: 精神系の疾患・病態（気分障害、統合失調症：うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症）について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
PS-02-17-05-2: 精神系の疾患・病態（神経症、ストレス障害：過換気症候群、解離性障害、急性ストレス障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、身体症状症(身体化障害・疼痛性障害・心気症)、不安障害(パニック障害・社交不安障害)）について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
PS-02-17-05-5: 精神系の疾患・病態（器質性精神障害ほか：認知症、依存症(薬物使用、アルコール、ギャンブル)、症状性精神病）について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
Y-3-4-*-1: 1)受容野の概念について説明ができる。
Y-3-4-*-2: 2)神経系を構成する細胞を列挙し、形態と機能について説明できる。
Y-3-4-*-3: 3)受容野の概念を説明できる。
Y-3-4-*-4: 4)運動系の階層性と脊髄への投射経路について説明できる。
Y-3-4-*-5: 5)運動系と感覚系の障害を臨床的観点から説明できる。
Y-3-4-*-6: 6)大脳基底核系と小脳系の構造と機能について説明できる。
Y-3-4-*-7: 7)運動の中枢制御について説明できる。
Y-3-4-*-8: 8)脳の高次機能について関連する棒部位とその機能について説明できる。
Y-3-4-*-9: 9)睡眠と覚醒について生理学的特徴と関連する棒部位と神経伝達物質を説明できる。
Y-3-4-*-10: 10)基本的な精神疾患と治療薬について、概要を述べることができる。

▲コアカリ番号を閉じる

方略（LS）

1．ユニット構成

日付昇順で表示

試験

項目	年月日曜日時限	内容	担当者	場所	コアカリ番号
	2024年9月30日（月） 1・2時限（2年）	筆記試験	美津島大	第1講義室

講義

授業ID	回	年月日曜日時限	講義内容	担当者	場所	コアカリ番号
-	休講	2024年9月27日（金） 3・4時限（2年）	休講	篠田晃	第1講義室
k0403191500	16	2024年9月26日（木） 7・8時限（2年）	睡眠と覚醒	﨑本裕也	第1講義室	PS-02-17-02,PS-02-03-01-4,PS-02-03-03-2,PS-02-17-05-5,RE-02-02-01,Y-3-4-*-9
k0403191400	15	2024年9月26日（木） 5・6時限（2年）	大脳新皮質の機能	石川淳子	第1講義室	PS-02-03-02,PS-02-17-02,PS-02-03-05-3,PS-02-17-05-1,PS-02-17-05-2,RE-02-02-01,Y-3-4--8,Y-3-4--10
k0403191800	14	2024年9月25日（水） 3・4時限（2年）	大脳辺縁系の機能	美津島大	第1講義室	PS-02-03-01-12,PS-02-03-01-19,PS-02-03-01-20,RE-02-02-01
k0403191300	13	2024年9月25日（水） 1・2時限（2年）	視床下部の機能	美津島大	第1講義室	PS-01-02-20,PS-02-03-01-12,PS-02-03-01-19,PS-02-03-01-20,PS-02-17-05-2,RE-02-02-01
k0403190500	12	2024年9月20日（金） 3・4時限（2年）	体性感覚(中枢）：感覚伝導路・痛み	石川淳子	第2講義室	PS-02-03-01-8,PS-02-03-01-11,PS-02-03-01-16,RE-02-02-01,Y-3-4-*-3
k0403190300	11	2024年9月20日（金） 1・2時限（2年）	体性感覚器と入力情報：感覚情報符号化、感覚受容器	石川淳子	第2講義室	PS-02-03-01-16,RE-02-02-01,Y-3-4-*-1
k0403191600	10	2024年9月18日（水） 3・4時限（2年）	脊髄と脳幹の自律機能	木田裕之	第1講義室	PS-01-02-18,PS-02-03-01-1,PS-02-03-01-6,PS-02-03-01-9,PS-02-03-01-10,PS-02-03-01-18
k0403190600	9	2024年9月18日（水） 1・2時限（2年）	運動機能を担う神経回路	木田裕之	第1講義室	PS-02-03-01-9,PS-02-03-01-11,PS-02-03-01-13,Y-3-4--4,Y-3-4--5
k0403191700	8	2024年9月9日（月） 3・4時限（2年）	小脳系・大脳基底核系の回路と形態(2)	升本宏平	第5講義室	PS-02-03-01-15,PS-02-03-05-3,RE-02-02-01,Y-3-4-*-6
k0403190900	7	2024年9月9日（月） 1・2時限（2年）	小脳系・大脳基底核系の回路と形態(1)	升本宏平	第5講義室	PS-02-03-02,PS-02-03-01-14,RE-02-02-01,Y-3-4-*-6
k0403191100	6	2024年9月4日（水） 3・4時限（2年）	運動の中枢性制御(2)：脳幹の体性機能	木田裕之	第1講義室	PS-02-03-01-9,PS-02-03-01-11,PS-02-03-01-13,PS-02-15-01-3,PS-02-16-01-2,PS-02-16-01-5,Y-3-4-*-7
k0403191000	5	2024年9月4日（水） 1・2時限（2年）	運動の中枢性制御(1)：脊髄の体性機能	木田裕之	第1講義室	PS-01-02-18,PS-02-03-01-6,PS-02-03-01-7,PS-02-03-01-8,Y-3-4-*-7
k0403191900	4	2024年9月2日（月） 3・4時限（2年）	聴覚・味覚・嗅覚（中枢）	木田裕之	第1講義室	PS-02-03-01-11,PS-02-03-01-17
k0403190700	3	2024年9月2日（月） 1・2時限（2年）	視覚系(中枢)	木田裕之	第1講義室	PS-02-03-01-17,PS-02-15-01-1,PS-02-15-01-2,PS-02-15-01-3,Y-3-4-*-3
k0403190200	2	2024年8月27日（火） 3・4時限（2年）	脊髄と自律神経系	イスラムエムディノビウル	第1講義室	PS-01-02-18,PS-02-03-01-5,PS-02-03-01-6,PS-02-03-01-8,PS-02-03-01-18,PS-02-03-03-1,RE-02-02-01
k0403190100	1	2024年8月27日（火） 1・2時限（2年）	中枢神経系概論	木田裕之	第1講義室	PS-02-03-01-1,PS-02-03-01-2,PS-02-03-01-3,PS-02-03-01-4,PS-02-03-01-5,Y-3-4-*-2

2．テキスト

必要度	書名	著者・監修者・訳者	出版社	出版年	本体価格
1	ハインズ神経解剖学アトラス（第4版）	D. E. Haines 著, 山内昭雄訳	メディカル・サイエンス・インターナショナル	2013	6510
1	人体の正常構造と機能	坂井建雄・河原克雅	日本医事新報社	2021	19,800
2	Principles of Neural Science, 5th ed	E. R. Kandel 他著	McGraw-Hill	2012	14474
2	図説中枢神経系（第2版）	R. Nieuwenhuys 他著, 水野昇他訳	医学書院	1991	11550
3	Carpenter's Human Neuroanatomy, 9th ed	A Parent 著	Williams & Wilkins	1996	376800
3	The Human Brain :in photographs and diagrams, 4nd ed	J. Nolte, J. B. Angevine 著	Saunders	2013	6229
3	The Human Brain and Spinal Cord, 2nd ed	L. Heimer 著	Springer-Verlag	1994
3	カーペンター Core Text 神経解剖学（第4版）	M. B. Carpenter 著, 嶋井和世監訳	廣川書店	1996	12600
3	カーペンター神経解剖学（第8版）	M. B. Carpenter 他著, 近藤尚武他訳	西村書店	1995	25200
3	ナウタ神経解剖学	W. J. H. Nauta 他著, 川村祥介他監訳	廣川書店	1992	10290
3	リープマン神経解剖学（第3版）	M. Liebman 著, 依藤宏訳	メディカル・サイエンス・インターナショナル	2008	4935
3	脳解剖学	萬年甫他著	南江堂	1994	9991

1 必携（授業に必ず持参するもの）
2 推奨（学習する際に読むことを強く勧めるもの）
3 参考（参考書として適切なもの）

3．教育方法等の特記事項

　あらかじめ，講議のシラバス内容を読んでおくこと。各講議担当者が筆記試験の出題を行う。

評価方法

　ユニット最終日に，ユニット全内容についての筆記試験を行う。

注意点（再試等）

　再試験は1回のみ行う。

ユニット概要 Unit

目標