ユニット概要
Unit
コース
細胞生物医学
ユニット
細胞生物エネルギー学
目標
1.主題
1.臓器の形成(発生)・修復(再生)維持(ホメオスターシス 代謝)の概略を学ぶ。
2.生体の生命維持に必要なエネルギー代謝を理解するために、生体酸化とATP生合成に関わるタンパク質や酵素の構造と機能ならびにその統合と制御機構を学ぶ。
2.到達目標
1.再生医学への応用の視点から臓器形成メカニズムを概説できる。
2.糖代謝、解糖、TCA 回路、電子伝達系、酸化的リン酸化によるATP の産生を説明できる。
3.貯蔵エネルギーとしての脂肪酸の合成と分解を説明できる。
4.コレステロールの合成と生体内での役割を説明できる。
5.蛋白質の合成と分解、アミノ酸の異化と尿素合成の経路を説明できる。
6.ヌクレオチドの合成・異化・再利用経路を説明できる。
7.酵素の機能と調節について説明できる。
8.空腹時(飢餓)、食後(過食時)と糖尿病、運動時における代謝を説明できる。
9.エネルギー代謝を調節するホルモンの構造・作用機序、ホルモン分泌の調節機構を説明できる。
3.担当教員の実務経験
4.ねらい(具体的な能力)【R4コアカリ等対応】
5.学修目標【R4コアカリ等対応】
方略(LS)
1.ユニット構成
日付降順で表示講義
授業ID | 回 | 年月日曜日時限 | 講義内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|---|
k0404220200 | 1 |
2024年9月6日(金) 1・2時限(2年) |
分子構造の視点から考える生体分子の機能制御異常と創薬1 | 緒方一博 | 第1講義室 | PS-01-02-27 |
k0404220300 | 2 |
2024年9月6日(金) 3・4時限(2年) |
分子構造の視点から考える生体分子の機能制御異常と創薬2 | 緒方一博 | 第1講義室 | PS-01-02-27,PS-01-02-30 |
k0404220600 | 3 |
2024年9月10日(火) 1・2時限(2年) |
呼吸鎖と酸化的リン酸化 | 田尾嘉誉 | 第1講義室 | PS-01-02-28 |
k0404220500 | 4 |
2024年9月10日(火) 3・4時限(2年) |
解糖系とクエン酸回路 | 田尾嘉誉 | 第1講義室 | PS-01-02-28 |
k0404220700 | 5 |
2024年9月11日(水) 1・2時限(2年) |
グリコーゲン代謝と糖新生 | 淺岡洋一 | 第1講義室 | PS-01-02-28 |
k0404220400 | 6 |
2024年9月11日(水) 3・4時限(2年) |
糖鎖と病気の発症、診断、治療 | 谷口直之 | 第1講義室 | PS-01-04-07 |
k0404221500 | 7 |
2024年9月26日(木) 1・2時限(2年) |
アミノ酸の生合成 | 田尾嘉誉 | 第1講義室 | PS-01-02-31,PS-01-04-08,PS-02-03-01-4 |
k0404220100 | 8 |
2024年9月30日(月) 5・6時限(2年) |
ペントースリン酸回路とその他の経路 | 淺岡洋一 | 第1講義室 | PS-01-02-26,PS-01-02-30,RE-01-01-01,RE-02-02-01 |
k0404221000 | 9 |
2024年9月30日(月) 7・8時限(2年) |
脂質の分解 | 古元礼子 | 第1講義室 | PS-01-02-37 |
k0404221900 | 10 |
2024年10月1日(火) 3・4時限(2年) |
代謝の知識がどう臨床に役立つか | 佐野元昭 | 第1講義室 | |
k0404221400 | 11 |
2024年10月2日(水) 5・6時限(2年) |
アミノ酸の分解 | 田尾嘉誉 | 第1講義室 | PS-01-02-29,PS-02-03-01-4 |
k0404221600 | 12 |
2024年10月2日(水) 7・8時限(2年) |
ヌクレオチドの代謝,代謝の統合と障害 | 淺岡洋一 | 第1講義室 | PS-01-02-32,PS-01-04-10,PS-03-04-25,PS-02-14-05-8 |
k0404221100 | 13 |
2024年10月3日(木) 1・2時限(2年) |
脂質の生合成 | 古元礼子 | 第1講義室 | PS-01-02-37 |
k0404220900 | 14 |
2024年10月3日(木) 3・4時限(2年) |
ビタミン | 古元礼子 | 第1講義室 | PS-01-02-33,PS-01-02-34,PS-01-04-11,PS-02-14-01-7 |
k0404221800 | 15 |
2024年10月8日(火) 5・6時限(2年) |
コレステロールとリポ蛋白質の代謝 | 古元礼子 | 第1講義室 | PS-01-02-30,PS-01-02-37,PS-01-04-12,PS-02-14-05-7 |
k0404221200 | 16 |
2024年10月15日(火) 5・6時限(2年) |
ホルモンによる調節と臓器連携(1) | 古元礼子 | 第1講義室 | PS-01-02-02,PS-01-02-05,PS-01-02-19,PS-01-02-35,PS-01-02-36,PS-02-14-01-1 |
k0404221300 | 17 |
2024年10月15日(火) 7・8時限(2年) |
ホルモンによる調節と臓器連携(2) | 古元礼子 | 第1講義室 | PS-01-02-02,PS-01-02-04,PS-01-02-05,PS-01-02-06,PS-01-02-08,PS-02-14-01-1,PS-02-14-01-5,PS-02-14-05-5 |
試験
項目 | 年月日曜日時限 | 内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|
2024年10月28日(月) 3・4時限(2年) |
最終試験 | 清木誠, 古元礼子, 淺岡洋一, 田尾嘉誉 | 第1講義室 |
2.テキスト
必要度 | 書名 | 著者・監修者・訳者 | 出版社 | 出版年 | 本体価格 |
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1 | Essential細胞生物学(原書第4版) | B. Alberts 他著, 中村桂子 他訳 | 南江堂 | 2016 | 8400 |
2 | Lehninger Principles of Biochemistry, 7th ed | D. L. Nelson, M. M. Cox 著 | Worth Publishers | 2017 | 10441 |
1 必携(授業に必ず持参するもの)
2 推奨(学習する際に読むことを強く勧めるもの)
3 参考(参考書として適切なもの)
3.教育方法等の特記事項
(注意点)
●講義中に食事をしない。講義中は携帯電話の電源を切り,私語を慎む。
●授業を妨害する行為があった場合には退室させる。
●試験におけるカンニングやレポート等の課題における盗用若しくは剽窃等の不正行為を行うと,山口大学学則第63条及び山口大学学生懲戒規則第4条により★懲戒処分として,50日間の停学以上の処分となります。さらに,★不正行為を行った授業だけでなく,今学期に受講した授業の単位は認められません。したがって,これにより卒業が半年あるいは1年は遅れることがほぼ確実となります。このように不正行為は自分自身の一生に重大な影響を及ぼすとともに,他の学生や担当教員に対する背信行為でもあります。不正行為は絶対に行ってはいけません。
評価方法
ユニット最終日に,ユニット全内容についての筆記試験を行う。ユニット進行中にも適宜小テストやレポートが課される場合がある。成績評価は,これらの試験やレポート,授業への参加態度を総合的に判断する。
注意点(再試等)
●ユニット責任者の判断により,再試を行う場合がある。