ユニット概要
Unit
コース
診療学総論
ユニット
医療情報・EBM
目標
1.主題
1.医療は不確実な状況のなかの科学であることを理解する。
2.情報科学とEBMの総合的な知識と技術を修得し、医療情報の収集・蓄積・評価を実践できる臨床能力・統合力を身につける。
2.到達目標
1.患者にとって必要な情報を整理し、分かりやすい言葉で表現できる。
2.患者や疾患の分析をもとに、教科書・論文等から最新の情報を検索・整理統合し、疾患の理解・診断・治療の深化につなげることができる。
3.医療の質の評価(質の定義、クリニカルパス)を説明できる。
4.科学的根拠に基づいた医療の評価と検証の必要性を説明できる。
5.保健、医療、福祉と介護のチーム連携における医師の役割を説明できる。
3.担当教員の実務経験
4.ねらい(具体的な能力)【R4コアカリ等対応】
5.学修目標【R4コアカリ等対応】
方略(LS)
1.ユニット構成
日付降順で表示講義
授業ID | 回 | 年月日曜日時限 | 講義内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|---|
k0418820100 | 1 |
2024年9月24日(火) 3・4時限(4年) |
医療情報判断学概論/医療の質評価 | 平野靖 | 第1講義室 | CM-02-02-01,PR-04-01-02 |
k0418820400 | 2 |
2024年9月25日(水) 1・2時限(4年) |
医療統計学の理論的背景 | 赤澤宏平 | 第5講義室 | GE-02-02-03,SO-02-02-01,SO-02-02-02,SO-02-02-03,SO-02-02-04 |
k0418821100 | 3 |
2024年9月25日(水) 3・4時限(4年) |
医療統計学の実践的方法 | 赤澤宏平 | 第5講義室 | GE-02-02-03,SO-02-02-01,SO-02-02-02,SO-02-02-03,SO-02-02-04,SO-02-03-01,SO-02-03-02,SO-02-03-03 |
k0418820500 | 4 |
2024年9月26日(木) 1・2時限(4年) |
健康アウトカム評価(1) | 下妻晃二郎 | 第3講義室 | PR-04-01-02 |
k0418820700 | 5 |
2024年9月26日(木) 3・4時限(4年) |
健康アウトカム評価(2) | 下妻晃二郎 | 第3講義室 | PR-04-01-02 |
k0418820300 | 6 |
2024年9月27日(金) 1・2時限(4年) |
EBM概論とエビデンス検索・収集(1) | 石田博 | 第3講義室 | GE-01-04-01,GE-01-04-02,GE-01-04-03,GE-01-04-04,GE-01-04-05,PR-03-01-02,SO-02-02-05,SO-02-02-07 |
k0418821200 | 7 |
2024年9月27日(金) 3・4時限(4年) |
EBM概論とエビデンス検索・収集(2) | 石田博 | 第3講義室 | |
k0418820600 | 8 |
2024年9月30日(月) 3・4時限(4年) |
医療経済と費用対効果 | 平野靖 | 第3講義室 | GE-01-03-02,GE-01-05-03,GE-04-02-03,SO-04-06-01 |
k0418820200 | 9 |
2024年10月1日(火) 1・2時限(4年) |
診断プロセスと医学判断学(1) | 平野靖 | 第3講義室 | CS-02-03-04,GE-01-01-03,GE-01-01-04,PR-04-01-02 |
k0418821000 | 10 |
2024年10月1日(火) 3・4時限(4年) |
診断プロセスと医学判断学(2) | 平野靖 | 第3講義室 | CS-02-03-04,PR-04-01-02 |
試験
項目 | 年月日曜日時限 | 内容 | 担当者 | 場所 | コアカリ番号 |
---|---|---|---|---|---|
2024年10月8日(火) 1・2時限(4年) |
試験 | 平野靖 | 第3講義室 |
2.テキスト
必要度 | 書名 | 著者・監修者・訳者 | 出版社 | 出版年 | 本体価格 |
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2 | Medical Decision Making | Harold C. Sox 他著 | Butterworth-Heinemann Medical | 2013 | 6501 |
3 | EBMのためのデータ統合型研究―メタ分析、決断分析、費用効果分析の理論と実際 | Diana B. Petitti (著), 福井 次矢 (翻訳), 青木 則明 (翻訳) | メディカル・サイエンス・インターナショナル | 1999 | 6930 |
3 | How to Useクリニカル・エビデンス | 浦島充佳 著 | 医学書院 | 2004 | 2800 |
3 | エビデンス精神医療―EBPの基礎から臨床まで | 古川壽亮 著 | 医学書院 | 2000 | 6195 |
3 | 医療・ヘルスケアのための決断科学―エビデンスと価値判断の統合 | Myriam Hunink 他著, 福井次矢 他訳 | 医歯薬出版 | 2004 | 9870 |
3 | 臨床のためのQOL評価ハンドブック | 池上直己 他編著 | 医学書院 | 2001 | 2940 |
3 | 臨床決断分析―医療における意思決定理論 | Weinstein 他著 | 医歯薬出版 | 1992 | 12233 |
1 必携(授業に必ず持参するもの)
2 推奨(学習する際に読むことを強く勧めるもの)
3 参考(参考書として適切なもの)
3.教育方法等の特記事項
情報科学の視点から医療におけるを用いた臨床推論,情報の評価,判断の能力,また,EBMの観点から臨床医学における知見の創成に必要となる統計手法の活用,さらに,提供される医療の客観的な評価を行える能力を培うことを目的に,事例(シナリオ)をもとに「各自が考える」ことを目標とした座学での授業を行う。
評価方法
ユニット最終日に,ユニット全内容についての筆記試験を行う。ユニット進行中にもレポートが課されることがある。成績評価は,これらの試験やレポート,授業への参加態度を総合的に判断する。欠席理由があり出席回数が規定に満たない場合には,別途,レポートを課す。
注意点(再試等)
行う。