ユニット概要
Unit

A-5-1-*-*

医療チームの構成員として、相互の尊重のもとに適切な行動をとるとともに、後輩等に対する指導を行う。

B-1-3-*-*

臨床現場での意思決定において、入手可能な最善の医学知見を用い、適切な意思決定を行うための方法を身に付ける。

C-3-3-*-*

薬物・毒物の生体への作用について、個体・細胞・分子のレベルにおける作用機序と、生体と薬物分子との相互作用を理解し、的確な薬物療法を行うための基本的な考え方を学ぶ。

C-4-4-*-*

循環障害、臓器不全の病因と病態を理解する。

C-5-*-*-*

人の行動と心理を理解するための基礎的な知識と考え方を学ぶ。

D-2-*-*-*

神経系の正常構造と機能を理解し、主な神経系疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-3-*-*-*

皮膚の構造と機能を理解し、主な皮膚疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-5-*-*-*

循環器（心血管）系の構造と機能を理解し、各科日常診療の基本となる一般的な循環器疾患の予防、病因、病態生理、症候、診断と初期対応を中心とした治療を学ぶ。

D-6-*-*-*

呼吸器系の構造と機能を理解し、主な呼吸器疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-7-*-*-*

腎・尿路系の構造と機能を理解し、主な腎・尿路系疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-10-*-*-*

妊娠、分娩と産褥期の管理に必要な基礎知識とともに、母子保健、生殖医療のあり方を学ぶ。

D-15-*-*-*

精神と行動の障害に対して、児童・思春期から老年期のライフステージに応じた病態生理、診断、治療を理解し、良好な患者と医師の信頼関係に基づいた全人的医療を学ぶ。

E-2-*-*-*

主要な感染症の疫学、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。診断と治療に必要な病原微生物、感染臓器と治療薬の関係性を理解する。

E-3-*-*-*

腫瘍の病態、診断と治療を学ぶ。

E-4-*-*-*

自己免疫疾患・アレルギー性疾患・免疫不全疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。

E-5-*-*-*

中毒と環境要因によって生じる疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。

E-7-*-*-*

胎児・新生児・乳幼児・小児期から思春期にかけての生理的成長・発達とその異常の特徴及び精神・社会的な問題を理解する。

E-9-1-*-*

個体の死を理解する。

F-1-*-*-*

主な症候・病態の原因、分類、診断と治療の概要を各分野統合して学ぶことにより、医師として必須となる診療の基本を修得する。

F-2-2-*-*

臨床現場での意思決定において、入手可能な最善の医学知見を用い、適切な意思決定を行うための方法を身に付ける。

F-2-3-*-*

検査の方法と臨床推論における適応、意義、検査結果の解釈を説明できる。

F-2-8-*-*

診療に必要な薬物治療の基本（薬理作用、有害事象、投与時の注意事項）を学ぶ。

F-2-9-*-*

外科的治療と周術期管理の基本を学ぶ。

F-2-10-*-*

全身麻酔・局所麻酔の基本を学ぶ。

F-2-11-*-*

食事・栄養療法と輸液療法の基本を学ぶ。

F-2-12-*-*

医療機器と人工臓器の基本を学ぶ。

F-2-13-*-*

輸血と移植の基本を学ぶ。

F-2-16-*-*

緩和ケアの基本を学ぶ。

G-4-1-*-*

②救急科医のイメージを獲得する。

▲ねらい番号を閉じる

A-5-1-*-1

①チーム医療の意義を説明できる。

B-1-3-*-6

⑥診療ガイドラインの種類と使用上の注意を列挙できる。

C-3-3-1-2

②薬物の受容体結合と薬理作用との定量的関連性及び活性薬・拮抗薬と分子標的薬を説明できる。

C-4-4-*-3

③ショック（血流分布異常性ショック（アナフィラキシー、感染性（敗血症性）、神経原性）、循環血液量減少性ショック（出血性、体液喪失）、心原性ショック（心筋性、機械性、不整脈）、閉塞性ショック（心タンポナーデ、肺塞栓症、緊張性気胸））を説明できる。

C-4-4-*-4

④血圧異常（高血圧、低血圧）を説明できる。

C-5-1-*-1

①行動と知覚、学習、記憶、認知、言語、思考、性格との関係を概説できる。

D-2-1-2-1

①脊髄の構造、機能局在と伝導路を説明できる。

D-2-1-2-3

③脊髄神経と神経叢（頸神経叢、腕神経叢、腰神経叢、仙骨神経叢）の構成及び主な骨格筋支配と皮膚分布（デルマトーム）を概説できる。

D-2-1-6-1

①痛覚、温度覚、触覚と深部感覚の受容機序と伝導路を説明できる。

D-2-1-7-1

①交感神経系と副交感神経系の中枢内局在、末梢分布、機能と伝達物質を概説できる。

D-2-4-5-4

④主な神経障害性疼痛（三叉・坐骨神経痛）を概説できる。

D-2-4-8-1

①頭痛（偏頭痛、緊張型頭痛等）の分類、診断と治療を説明できる。

D-3-4-7-5

⑤皮膚ウイルス感染症（単純ヘルペス、帯状疱疹、伝染性軟属腫、麻疹、風疹、水痘）を列挙し、概説できる。

D-5-1-*-2

②心筋細胞の微細構造と機能を説明できる。

D-5-1-*-3

③心筋細胞の電気現象と心臓の興奮（刺激）伝導系を説明できる。

D-5-1-*-4

④興奮収縮連関を概説できる。

D-5-1-*-12

⑫主な臓器（脳、心臓、肺、腎臓）の循環調節を概説できる。

D-5-1-*-13

⑬血圧調節の機序を説明できる。

D-5-2-*-3

③運動負荷心電図、ホルタ―心電図を説明できる。

D-5-2-*-4

④心臓シンチグラフィ－を説明できる。

D-5-2-*-5

⑤冠動脈造影、冠動脈コンピュータ断層撮影<CT>及び心臓磁気共鳴画像法<MRI>の主な所見を説明できる。

D-5-4-1-1

①心不全の定義と原因、病態生理（収縮不全、拡張不全）を説明できる。

D-5-4-2-4

④虚血性心疾患の発症予防、再発予防を説明できる。

D-5-4-2-6

⑥虚血性心疾患の薬物治療、非薬物療法（血行再建術（経皮的冠動脈形成術、ステント留置術、冠動脈バイパス術））、心臓リハビリテーションを説明できる。

D-5-4-9-3

③各種降圧薬の作用機序、適応、禁忌、副作用を説明できる。

D-5-4-9-5

⑤他疾患（脳血管疾患、心疾患、腎疾患、糖尿病）を合併する場合の血圧管理を説明できる。

D-5-4-9-6

⑥高齢者の高血圧の特徴と治療の注意点を説明できる。

D-5-4-10-1

①低血圧の原因疾患、病態生理、症候、診断、予後、治療を説明できる。

D-6-1-*-2

②肺循環と体循環の違いを説明できる。

D-6-1-*-5

⑤肺気量分画、換気、死腔（換気力学（胸腔内圧、肺コンプライアンス、抵抗、クロージングボリューム(closing volume)））を説明できる。

D-6-1-*-6

⑥肺胞におけるガス交換と血流の関係を説明できる。

D-6-1-*-7

⑦肺の換気と血流（換気血流比）が動脈血ガスにおよぼす影響（肺胞気-動脈血酸素分圧較差(alveolar-arterial oxygen difference <A-aDO2>)）を説明できる。

D-6-1-*-8

⑧呼吸中枢を介する呼吸調節の機序を説明できる。

D-6-1-*-9

⑨血液による酸素と二酸化炭素の運搬の仕組みを説明できる。

D-6-4-1-1

①呼吸不全の定義、分類、病態生理と主な病因を説明できる。

D-6-4-1-2

②低酸素血症と高二酸化炭素血症の病因、分類と診断を説明し、治療を概説できる。

D-6-4-2-5

⑤誤嚥性肺炎の発生機序とその予防法を説明できる。

D-6-4-3-3

③気管支喘息（小児喘息を含む）の病態生理、診断と治療を説明できる。

D-6-4-4-3

③肺血栓塞栓症の病因、診断と治療を説明できる。

D-6-4-7-2

②無気肺の病因と診断を説明できる。

D-7-4-3-15

⑮上腸間膜動脈閉塞症を概説できる。

D-8-3-2-1

①アシドーシス・アルカローシス（代謝性・呼吸性）の定義、病態生理と診断を説明できる。

D-8-3-2-2

②アシドーシス・アルカローシス（代謝性・呼吸性）の治療を概説できる。

D-10-1-*-2

②妊娠に伴う身体的変化を概説できる。

D-10-3-*-1

①妊娠・分娩・産褥での母体の解剖学的と生理学的変化を説明できる。

D-15-2-*-3

③ストレスなどの心理社会的要因が症候（息苦しさ、心窩部痛、腹痛、頭痛、疲労、痒み、慢性疼痛等）に密接に関与している代表的な疾患を列挙し、その鑑別診断を説明できる。

E-2-1-*-1

①敗血症の症候と診断と治療を説明できる。

E-2-4-1-4

④水痘・帯状疱疹の症候と診断と治療及び予防法を説明できる。

E-3-3-*-7

⑦腫瘍における緩和ケアを概説できる。

E-4-3-6-2

②アナフィラキシーの症候、診断と治療を説明できる。

E-5-3-1-6

⑥医薬品による中毒を説明できる。

E-5-3-2-4

④気圧による障害の原因や対処を説明できる。

E-7-1-*-3

③新生児の生理的特徴を説明できる。

E-7-2-*-1

①乳幼児の生理機能の発達を説明できる。

E-9-1-*-6

⑥死に至る身体と心の過程を説明できる。その個別性にも共感配慮できる。

E-9-1-*-7

⑦人生の最終段階における医療（エンド・オブ・ライフ・ケア）での患者とのコミュニケーション、頻度の高い苦痛とその対処法・ケアを説明できる。

E-9-1-*-10

⑩患者の死後の家族ケア（悲嘆のケア（グリーフケア））を説明できる。

F-1-5-*-1

①ショックの原因と病態生理を説明できる。

F-1-5-*-2

②ショックをきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。

F-1-5-*-3

③ショック状態にある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。

F-1-6-*-1

①心停止の原因と病態生理を説明できる。

F-1-6-*-2

②心停止をきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。

F-1-6-*-3

③心停止患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。

F-1-15-*-3

③呼吸困難がある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。

F-1-33-*-1

①頭痛の原因と病態生理を説明できる。

F-1-33-*-2

②頭痛をきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。

F-1-33-*-3

③頭痛がある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。

F-1-35-*-1

①腰背部痛の原因と病態生理を説明できる。

F-1-35-*-2

②腰背部痛をきたす疾患(群)を列挙し、診断の要点を説明できる。

F-1-35-*-3

③腰背部痛がある患者の治療の要点を説明し、専門的治療が必要な状態を概説できる。

F-2-2-*-6

⑥診療ガイドラインの種類と使用上の注意を列挙できる。

F-2-3-*-12

⑫生体機能検査（心電図、心臓機能検査、呼吸機能検査、超音波検査、内分泌・代謝機能検査、脳波検査、針筋電図検査、末梢神経伝導検査）の目的と適応を説明し、結果を解釈できる。

F-2-3-*-14

⑭動脈血ガス分析、経皮的酸素飽和度モニターの目的と適応を説明し、結果を解釈できる。

F-2-8-*-3

③薬物によるアナフィラキシーショックの症候、診断、対処法を説明できる。

F-2-8-*-7

⑦麻薬性鎮痛薬・鎮静薬の適応、有害事象、投与時の注意事項を説明できる。

F-2-9-2-2

②基本的バイタルサイン（体温、呼吸、脈拍、血圧）の意義とモニターの方法を説明できる。

F-2-9-2-3

③主な術後合併症を列挙し、その予防の基本を説明できる。

F-2-9-2-4

④手術に関するインフォームド・コンセントの注意点を列挙できる。

F-2-9-2-5

⑤周術期管理における事前のリスク評価を説明できる。

F-2-9-2-6

⑥周術期における主な薬剤の服薬管理（継続、中止等）の必要性とそれに伴うリスクの基本を説明できる。

F-2-9-2-7

⑦周術期管理における輸液・輸血の基本を説明できる。

F-2-9-2-8

⑧術後痛の管理を説明できる。

F-2-9-2-9

⑨術後回復室の役割を概説できる。

F-2-9-2-10

⑩集中治療室の役割を概説できる。

F-2-10-*-1

①麻酔の概念、種類と麻酔時の生体反応を説明できる。

F-2-10-*-2

②麻酔管理を安全に行うための術前評価と呼吸管理を概説できる。

F-2-10-*-3

③麻酔薬と筋弛緩薬の種類と使用上の原則を説明できる。

F-2-10-*-4

④吸入麻酔と静脈麻酔の適応、禁忌、方法、事故と合併症を概説できる。

F-2-10-*-5

⑤気管挿管を含む各種の気道確保法を概説できる。

F-2-10-*-6

⑥局所麻酔、末梢神経ブロック、神経叢ブロック、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔の適応、禁忌と合併症を概説できる。

F-2-10-*-7

⑦安全な麻酔のためのモニタリングの方法、重要な異常所見と対処法を概説できる。

F-2-10-*-8

⑧悪性高熱症や神経筋疾患患者における麻酔管理上の注意点を概説できる。

F-2-11-*-5

⑤乳幼児と小児の輸液療法を説明できる。

F-2-12-*-1

①主な医療機器の種類と原理を概説できる。

F-2-13-*-1

①血液製剤及び血漿分画製剤の種類と適応を説明できる。

F-2-13-*-3

③輸血副反応、輸血使用記録保管義務、不適合輸血の防止手順を説明できる。

F-2-13-*-4

④輸血の適正使用、成分輸血、自己血輸血、緊急時の輸血を説明できる。

F-2-16-*-1

①緩和ケア（緩和ケアチーム、ホスピス、緩和ケア病棟、在宅緩和ケアを含む）を概説できる。

F-2-16-*-2

②全人的苦痛を説明できる。

F-2-16-*-3

③緩和ケアにおいて頻度の高い身体的苦痛、心理社会的苦痛を列挙することができる。

F-2-16-*-4

④疼痛のアセスメント、疼痛緩和の薬物療法、癌疼痛治療法を説明できる。

F-2-16-*-5

⑤オピオイドの適応と課題を説明できる。

F-2-16-*-6

⑥緩和ケアにおける患者・家族の心理を説明できる。

G-2-1-*-2

腫瘍：悪性リンパ腫、腎細胞癌

G-2-2-*-3

中毒性：アルコール依存症、薬物依存症

G-2-15-*-2

循環器：心不全

G-2-20-*-4

心因性：身体症状症

G-2-21-*-3

神経：片頭痛、脳出血、くも膜下出血、頭蓋内血腫

G-2-21-*-4

精神：うつ病

G-2-33-*-1

機能性：緊張型頭痛、片頭痛

G-2-33-*-2

症候性：髄膜炎、脳出血、くも膜下出血、緑内障、急性副鼻腔炎

G-2-34-*-1

脳病変：脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血、頭蓋内血腫

G-2-35-*-4

泌尿・生殖器：尿管結石、腎細胞癌

G-2-35-*-5

脊椎：椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、脊椎圧迫骨折、骨髄腫

G-4-1-2-1

①外科的治療の適応を知る。

▲コアカリ番号を閉じる

　周術期や疼痛時の心身の危機的状況を緩和・制御するために、各種疾患の病態生理と麻酔・鎮痛薬の薬理とを理解し、安全で質の高い周術期管理と鎮痛法の基礎を習得する。

▲旧一般学習目標（GIO）を閉じる