時間割
timetable
基盤医学系科目
curriculum
展開医学系科目
curriculum

カリキュラム全体概要

テキスト

出席管理システム(学生専用)

ユニット評価(学生専用)

臨床実習1評価(学生専用)

臨床実習2評価(学生専用)

出席管理システム(教員専用)

評価入力・閲覧(教員専用)

動画配信(学生・教員専用)

カリキュラム
Curriculum

カリキュラム全体概要

Ⅰ.医学科カリキュラムの6年間の概要

Ⅱ.新しく開講した主なユニット及び教務関係変更の変遷

Ⅲ.医学科医学専門群一覧

Ⅳ.医学科医学専門群の内容

医学専門群 専門群内容
医学専門Ⅰ群 医学専門Ⅰ群は,講義,実習,少人数グループ学修による演習により,医学全体の基盤となる学問領域である。特徴は,従来の学体系別の講義にかえて,臓器・系統別に編成された“コース・ユニット制”にもとづくカリキュラムを実施している。それぞれの講義ユニットは,1~3週間の中に連続的に組み込まれ,ユニット試験で仕上げとなる。並行して,講義に対応した“解剖系”,“生理系”,“生化学系”,“病理系”等の実習が組み込まれ,より深い理解ができるよう工夫されている。その後,社会医学系の講義・実習のユニットにおいて社会と健康,医療倫理や疾患の予防を学修する。最後に,課題解決型学修である「細胞生理化学演習」,「生命医科学テュートリアル」が実施され,学問体系を超えた重点領域のテーマについて幅広く少人数グループ学修を含めた演習を行うことで,医学の深さと広がりを理解できるようにしている。
医学専門Ⅱ群 医学専門II群は,”医学専門Ⅰ群”に続く基盤医学系科目と,4つのユニットで構成される山口大学独自の「高度自己修学コース」がある。「高度自己修学コース」の「自己開発コース」では,学内の研究室が提案したカリキュラムに参加する,あるいは学生自身が提案したカリキュラムでの活動を通じて,研究者や医療従事者,時には社会と深くかかわりながら,高い倫理性を身につけるとともに,自分自身の知識,技術や態度を客観的に評価し,その向上に向けた努力をする能力を養う。引き続き行われる「修学論文テュートリアル」では,その活動を論理的に理解し,論文としてまとめるようにしている。さらに,「基盤系特別専門講義」では,医学・生命科学の先端分野に触れ,学術的視野を広める機会にしている。「高度自己修学コース」においては,医学を深く理解するのみでなく,人々の健康と疾病の問題に対して幅広い学術的視野を持った創造的で豊かな人間性を養うよう工夫している。また臨床医学への導入として「臨床医学序説」,「感染症学」,「臨床検査学」を学ぶ。
医学専門Ⅲ群 医学専門III群は,従来の臨床医学の各専門分野に相当する内容を臓器・疾患別に再編されたユニット講義によって系統的に学ぶ。”医学専門Ⅰ群,II群”で習得した知識と論理的な思考を基礎にして,ヒトの疾病についてより総合的な理解をめざす。さらに,「法医学」や「医療安全学」,課題解決型学修である「医療安全テュートリアル」,「臨床倫理テュートリアル」,「行動医学テュートリアル」などの臨床社会医学的なユニットもある。また,「プレ臨床実習テュートリアル」,「臨床実習入門」,「臨床実技基本実習」などの知識・技能・態度系のユニットも配置している。テュートリアルでは,具体的な症例をもとにして,少人数グループで課題解決型の主体的学修を行う。各グループにはテューター(指導教員)がつき,臨床の症例に対して,病態から治療まで,深くて広い理解ができるよう工夫されている。
医学専門Ⅳ群 医学専門IV群及び医学専門V群は,”医学専門Ⅲ群”で学修した知識を応用し,診療参加型の臨床実習を通して,臨床推論法・技能・態度などを実践的に身に付けることを目標とする。「臨床実習1」では,少人数グループで山口大学医学部附属病院の全ての診療科・診療部を原則2週間ずつローテートする【23診療科,計42週】。続く「臨床実習2」では,6週間をひとつの単位として,4つの診療科を選択してより実践的な実習を行う。さらに,地域医療最前線の現場を知ることを目的に,大学近郊や中山間地域でのクリニック等での「地域医療実習」も行う。【計選択5診療科,計25週】。この期間には,山口大学医学部附属病院に加えて,教育関連病院で実習を受けることができるようにしている。診療チームの一員として,自ら医療面接や身体診察,基本的検査によって情報を収集し,それを総合して問題点を抽出し,解決に向けて診断や治療の計画を立案・実行することを学ぶ。併せて,患者や家族を前にして,指導に関わる医師や看護スタッフ等の多職種医療職との連携の中で,医師としての態度やチーム医療を学ぶようにしている。さらに,「臨床系特別専門講義」では,卒業を間近に控えてのキャリア教育や,臨床医学・生命科学の先端分野に触れ学術的視野を広める機会としている。
医学専門Ⅴ群

Ⅴ.高度学術医育成コース(SCEA/AMRA)とOpenScienceClub【研究医養成のプログラム】

1.設置の経緯
 医学部医学科では,平成22年4月,大学院への進学を奨励し将来の研究医を養成する目的で,「高度学術医育成コース」を設置し,その中に次の2つのプログラムを設置しました。
①高度学術医育成特別プログラム「SCEAプログラム」
SCEA (Specially Selected Cutting-Edge Academic)プログラム:特別選抜先端学術プログラム
②高度学術医育成一般プログラム「AMRAプログラム」
AMRA(Advanced Medical Research Academic)プログラム:高度医学研究学術プログラム
 このうち,「SCEAプログラム」については,社会的要請の強い分野の研究医養成のため,文部科学省から本学部に設置が認められたものです。
 各プログラムは,学部・大学院教育を一貫したもので,学部学生を対象としたものを前期プログラム,大学院学生を対象としたものを後期プログラムとして区別します。

2.準備コース
 年次ごとに,次の各授業科目を高度学術医育成コースの準備コースと位置付けます。
(1) 第2,3年次
 「Open Science Club」は,研究室へ自由に出入りすることを目的としています。選択科目として履修記録は残りますが単位化はしません。
(2) 第3年次
 既存のカリキュラム「重点統合コース」及び「高度自己修学コース」を活用し,研究志向のきっかけ作りを図ります。

Ⅵ.医学科臨床技能修得ユニットの内訳

Ⅶ.山口大学医学部医学科ディプロマ・ポリシーと医学教育モデル・コア・コンピテンシー対比表(全国医学部長病院長会議,医学教育・モデル・コア・カリキュラム(平成28年度改訂版)に対応)

Ⅷ.医学科カリキュラムマップ

Ⅸ.医学科カリキュラム・フローチャート

Ⅹ.らせん的段階発展型教育プログラム

ⅩⅠ.医学教育モデル・コア・コンピテンシーに基づくH31カリキュラム強化策