ユニット概要
Unit

A-2-1-*-*

自分の力で課題を発見し、自己学習によってそれを解決するための能力を獲得する。

A-2-2-*-*

科学や社会の中で医学・医療だけでなく様々な情報を客観的・批判的に取捨選択して統合整理し、表現する基本的能力（知識、技能、態度・行動）・リベラルアーツを獲得する。

C-2-1-*-*

細胞の微細構造と機能を理解する。

C-2-2-*-*

細胞集団としての組織・臓器の構成、機能分化と方向用語を理解する。

C-2-3-*-*

生体の恒常性を維持するための情報伝達と生体防御の機序を理解する。

C-2-5-*-*

生体物質の代謝の動態を理解する。

C-3-1-*-*

各種微生物の基本的性状、病原性とそれによって生じる病態を理解する。

C-3-3-*-*

薬物・毒物の生体への作用について、個体・細胞・分子のレベルにおける作用機序と、生体と薬物分子との相互作用を理解し、的確な薬物療法を行うための基本的な考え方を学ぶ。

C-4-1-*-*

ゲノム・染色体・遺伝子の多様性と疾患との関連を理解する。

C-4-2-*-*

細胞傷害・変性と細胞死の病因と細胞・組織の形態的変化を理解する。

C-4-3-*-*

糖、タンパク質、脂質等の代謝異常によって生じる多様な疾患を理解する。

D-1-*-*-*

血液・造血器・リンパ系の構造と機能を理解し、主な疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-2-*-*-*

神経系の正常構造と機能を理解し、主な神経系疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-5-*-*-*

循環器（心血管）系の構造と機能を理解し、各科日常診療の基本となる一般的な循環器疾患の予防、病因、病態生理、症候、診断と初期対応を中心とした治療を学ぶ。

D-6-*-*-*

呼吸器系の構造と機能を理解し、主な呼吸器疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-7-*-*-*

腎・尿路系の構造と機能を理解し、主な腎・尿路系疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-9-*-*-*

生殖系の構造と機能を理解し、生殖器に問題を有する患者の診断と治療に関する知識を学ぶ。

D-12-*-*-*

内分泌・代謝系の構成と機能を理解し、主な内分泌・代謝疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

D-13-*-*-*

眼・視覚系の構造と機能を理解し、眼・視覚系疾患の症候、病態、診断と治療を理解する。

D-14-*-*-*

耳鼻・咽喉・口腔の構造と機能を理解し、耳鼻・咽喉・口腔系疾患の症候、病態、診断と治療を理解する。

F-2-8-*-*

診療に必要な薬物治療の基本（薬理作用、有害事象、投与時の注意事項）を学ぶ。

▲ねらい番号を閉じる

A-2-1-*-1

①必要な課題を自ら発見できる。

A-2-1-*-2

②自分に必要な課題を、重要性・必要性に照らして順位付けできる。

A-2-1-*-3

③課題を解決する具体的な方法を発見し、課題を解決できる。

A-2-1-*-4

④課題の解決に当たり、他の学修者や教員と協力してよりよい解決方法を見出すことができる。

A-2-1-*-5

⑤適切な自己評価ができ、改善のための具体的方策を立てることができる。

A-2-2-*-1

①講義、国内外の教科書・論文、検索情報等の内容について、重要事項や問題点を抽出できる。

A-2-2-*-2

②得られた情報を統合し、客観的・批判的に整理して自分の考えを分かりやすく表現できる。

A-2-2-*-3

③実験・実習の内容を決められた様式に従って文書と口頭で発表できる。

C-2-1-1-1

①細胞内液・外液のイオン組成、浸透圧と静止(膜)電位を説明できる。

C-2-1-1-2

②膜のイオンチャネル、ポンプ、受容体と酵素の機能を概説できる。

C-2-1-1-3

③細胞膜を介する物質の能動・受動輸送過程を説明できる。

C-2-1-1-4

④細胞膜を介する分泌と吸収の過程を説明できる。

C-2-1-2-1

①細胞骨格を構成するタンパク質とその機能を概説できる。

C-2-1-2-2

②アクチンフィラメント系による細胞運動を説明できる。

C-2-1-2-3

③細胞内輸送システムを説明できる。

C-2-1-2-4

④微小管の役割や機能を説明できる。

C-2-2-1-2

②支持組織を構成する細胞と細胞間質（線維成分と基質）を説明できる。

C-2-3-1-1

①情報伝達の種類と機能を説明できる。

C-2-3-1-2

②受容体による情報伝達の機序を説明できる。

C-2-3-1-3

③細胞内シグナル伝達過程を説明できる。

C-2-3-2-1

①活動電位の発生機構と伝導を説明できる。

C-2-3-2-2

②シナプス（神経筋接合部を含む）の形態とシナプス伝達の機能（興奮性、抑制性）と可塑性を説明できる。

C-2-3-2-3

③軸索輸送、軸索の変性と再生を説明できる。

C-2-3-2-4

④刺激に対する感覚受容の種類と機序を説明できる。

C-2-3-4-1

①生体の恒常性維持と適応を説明できる。

C-2-3-4-2

②恒常性維持のための調節機構（ネガティブフィードバック調節）を説明できる。

C-2-3-4-3

③生体機能や体内環境のリズム性変化を説明できる。

C-2-3-4-4

④生体の恒常性維持における常在菌・腸内細菌と宿主との相互作用の重要性を説明できる。

C-2-5-*-1

①酵素の機能と調節を説明できる。

C-2-5-*-2

②解糖の経路と調節機構を説明できる。

C-2-5-*-3

③クエン酸回路を説明できる。

C-2-5-*-4

④電子伝達系と酸化的リン酸化を説明できる。

C-2-5-*-5

⑤糖新生の経路と調節機構を説明できる。

C-2-5-*-6

⑥グリコーゲンの合成と分解の経路を説明できる。

C-2-5-*-7

⑦五炭糖リン酸回路の意義を説明できる。

C-2-5-*-8

⑧脂質の合成と分解を説明できる。

C-2-5-*-9

⑨リポタンパクの構造と代謝を説明できる。

C-2-5-*-10

⑩タンパク質の合成と分解を説明できる。

C-2-5-*-11

⑪アミノ酸の異化と尿素合成の経路を概説できる。

C-2-5-*-12

⑫ヘム・ポルフィリンの代謝を説明できる。

C-2-5-*-13

⑬ヌクレオチドの合成・異化・再利用経路を説明できる。

C-2-5-*-14

⑭酸化ストレス（フリーラジカル、活性酸素）の発生と作用を説明できる。

C-2-5-*-15

⑮ビタミン、微量元素の種類と作用を説明できる。

C-2-5-*-16

⑯エネルギー代謝（エネルギーの定義、食品中のエネルギー値、エネルギー消費量、推定エネルギー必要量）を理解し、空腹（飢餓）時、食後（過食時）と運動時における代謝を説明できる。

C-3-1-1-3

③デオキシリボ核酸<DNA>ゲノムとリボ核酸<RNA>ゲノムの複製・転写を一般化し、説明できる。

C-3-3-1-1

①薬物・毒物の濃度反応曲線を描き、その決定因子を説明できる。

C-3-3-1-2

②薬物の受容体結合と薬理作用との定量的関連性及び活性薬・拮抗薬と分子標的薬を説明できる。

C-3-3-1-3

③薬物・毒物の用量反応曲線を描き、有効量・中毒量・致死量の関係を説明できる。

C-3-3-2-1

①薬物・毒物の吸収、分布、代謝と排泄を説明できる。

C-3-3-2-2

②薬物の生体膜通過に影響する因子を説明できる。

C-3-3-2-3

③薬物投与方法（経口、舌下、皮膚、粘膜、直腸、注射、吸入、点眼、点鼻等）を列挙し、それぞれの薬物動態を説明できる。

C-3-3-3-1

①薬物の評価におけるプラセボ効果の意義を説明できる。

C-4-1-*-3

③染色体異常による疾患の中で主なものを挙げ、概説できる。

C-4-1-*-4

④ミトコンドリア遺伝子の変異による疾患を挙げ、概説できる。

C-4-2-*-1

①細胞傷害・変性と細胞死の多様性、病因と意義を説明できる。

C-4-2-*-2

②細胞傷害・変性と細胞死の細胞と組織の形態的変化の特徴を説明できる。

C-4-2-*-3

③ネクローシスとアポトーシスの違いを説明できる。

C-4-3-*-1

①糖代謝異常の病態を説明できる。

C-4-3-*-2

②タンパク質・アミノ酸代謝異常の病態を説明できる。

C-4-3-*-3

③脂質代謝異常の病態を説明できる。

C-4-3-*-4

④核酸・ヌクレオチド代謝異常の病態を説明できる。

D-1-1-*-5

⑤血漿タンパク質の種類と機能を説明できる。

D-2-1-1-3

③脳のエネルギー代謝の特徴を説明できる。

D-2-1-1-4

④主な脳内神経伝達物質（アセチルコリン、ドパミン、ノルアドレナリン）とその作用を説明できる。

D-2-1-3-3

③脳幹の機能を概説できる。

D-2-1-4-2

②大脳皮質の機能局在（運動野・感覚野・言語野）を説明できる。

D-2-1-4-3

③記憶、学習の機序を辺縁系の構成と関連させて概説できる。

D-2-1-5-1

①随意運動の発現機構を錐体路を中心として概説できる。

D-2-1-5-3

③大脳基底核（線条体、淡蒼球、黒質）の線維結合と機能を概説できる。

D-2-1-6-1

①痛覚、温度覚、触覚と深部感覚の受容機序と伝導路を説明できる。

D-2-1-6-2

②視覚、聴覚・平衡覚、嗅覚、味覚の受容機序と伝導路を概説できる。

D-2-1-7-1

①交感神経系と副交感神経系の中枢内局在、末梢分布、機能と伝達物質を概説できる。

D-2-1-7-2

②視床下部の構造と機能を内分泌及び自律機能と関連付けて概説できる。

D-2-1-7-3

③ストレス反応と本能・情動行動の発現機序を概説できる。

D-5-1-*-3

③心筋細胞の電気現象と心臓の興奮（刺激）伝導系を説明できる。

D-5-1-*-4

④興奮収縮連関を概説できる。

D-5-1-*-8

⑧毛細血管における物質・水分交換を説明できる。

D-5-1-*-9

⑨胸管を経由するリンパの流れを概説できる。

D-5-1-*-10

⑩心周期にともなう血行動態を説明できる。

D-5-1-*-11

⑪心機能曲線と心拍出量の調節機序を説明できる。

D-5-1-*-12

⑫主な臓器（脳、心臓、肺、腎臓）の循環調節を概説できる。

D-5-1-*-13

⑬血圧調節の機序を説明できる。

D-6-1-*-5

⑤肺気量分画、換気、死腔（換気力学（胸腔内圧、肺コンプライアンス、抵抗、クロージングボリューム(closing volume)））を説明できる。

D-6-1-*-6

⑥肺胞におけるガス交換と血流の関係を説明できる。

D-6-1-*-7

⑦肺の換気と血流（換気血流比）が動脈血ガスにおよぼす影響（肺胞気-動脈血酸素分圧較差(alveolar-arterial oxygen difference <A-aDO2>)）を説明できる。

D-6-1-*-8

⑧呼吸中枢を介する呼吸調節の機序を説明できる。

D-6-1-*-9

⑨血液による酸素と二酸化炭素の運搬の仕組みを説明できる。

D-7-1-*-4

④消化管運動の仕組みを説明できる。

D-7-1-*-5

⑤消化器官に対する自律神経の作用を説明できる。

D-7-1-*-7

⑦胃液の作用と分泌機序を説明できる。

D-7-1-*-8

⑧胆汁の作用と胆嚢収縮の調節機序を説明できる。

D-7-1-*-10

⑩小腸における消化・吸収の仕組みを説明できる。

D-7-1-*-11

⑪大腸における糞便形成と排便の仕組みを説明できる。

D-7-1-*-12

⑫主な消化管ホルモンの作用を説明できる。

D-8-1-*-1

①体液の量と組成・浸透圧を小児と成人を区別して説明できる。

D-8-1-*-5

⑤尿細管各部における再吸収・分泌機構と尿の濃縮機序を説明できる。

D-8-1-*-6

⑥水電解質、酸・塩基平衡の調節機構を概説できる。

D-8-1-*-7

⑦腎で産生される又は腎に作用するホルモン・血管作動性物質（エリスロポエチン、ビタミンD、レニン、アンギオテンシンII、アルドステロン）の作用を説明できる。

D-8-1-*-8

⑧蓄排尿の機序を説明できる。

D-8-4-1-1

①急性腎不全（急性腎障害）の病因、症候、診断と治療を説明できる。

D-8-4-1-2

②慢性腎不全（慢性腎臓病(chronic kidney disease <CKD>)）の病因、症候、診断と治療を説明できる。

D-8-4-1-3

③慢性腎臓病<CKD>重症度分類を説明できる。

D-9-1-*-1

①生殖腺の発生と性分化の過程を説明できる。

D-9-1-*-4

④精巣の組織構造と精子形成の過程を説明できる。

D-9-1-*-5

⑤陰茎の組織構造と勃起・射精の機序を説明できる。

D-12-1-*-1

①ホルモンを構造から分類し作用機序と分泌調節機能を説明できる。

D-12-1-*-2

②各内分泌器官の位置を図示し、そこから分泌されるホルモンを列挙できる。

D-12-1-*-3

③視床下部ホルモン・下垂体ホルモンの名称、作用と相互関係を説明できる。

D-12-1-*-4

④甲状腺と副甲状腺（上皮小体）から分泌されるホルモンの作用と分泌調節機構を説明できる。

D-12-1-*-5

⑤副腎の構造と分泌されるホルモンの作用と分泌調節機構を説明できる。

D-12-1-*-6

⑥膵島から分泌されるホルモンの作用を説明できる。

D-12-1-*-7

⑦男性ホルモン・女性ホルモンの合成・代謝経路と作用を説明できる。

D-12-4-8-1

①ビタミン・微量元素の欠乏症と過剰症を概説できる。

D-13-1-*-1

①眼球と付属器の構造と機能を説明できる。

D-13-1-*-2

②視覚情報の受容のしくみと伝導路を説明できる。

D-13-1-*-3

③眼球運動のしくみを説明できる。

D-13-1-*-4

④対光反射、輻輳反射、角膜反射の機能を説明できる。

D-14-1-*-1

①外耳・中耳・内耳の構造を図示できる。

D-14-1-*-2

②聴覚・平衡覚の受容のしくみと伝導路を説明できる。

D-14-1-*-4

④喉頭の機能と神経支配を説明できる。

F-2-8-*-1

①薬物（オピオイドを含む）の蓄積、耐性、タキフィラキシー、依存、習慣性や嗜癖を説明できる。

F-2-8-*-5

⑤抗微生物薬の薬理作用、適応、有害事象、投与時の注意事項を説明できる。

F-2-8-*-6

⑥抗腫瘍薬の適応、有害事象、投与時の注意事項を説明できる。

▲コアカリ番号を閉じる

　人体の生理機能及び病態を分子レベルで理解するため、細胞の生理過程ならびに病理過程を機能分子の働きの面から理解し、疾病の病態と治療の分子基盤について統合的に学ぶ。

▲旧一般学習目標（GIO）を閉じる